国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

監視カメラと犯罪抑止力

2013-05-22 09:04:26 | Weblog
先日新しいカーレーダーを購入した。現有機は昨年ホームセンターで買ったのだが、オービスの電波の検知能力があまりにも低いため性能を不安視していたが、その後ネットで多くのユーザーに酷評されていたのを見て踏み切った。もともとスピード出して運転するほうではないが、罠に嵌められ御用になり反則金を払わされることを考えれば安いもの。この製品が優れているのは、オービスやHシステム、Nシステム(自動車ナンバー自動読取装置)の位置をGPS情報としてすでにインプットされていることと、そのデータを更新できること(購入後新たにオービスが設置されたら、データ更新で再設定できる)。1万円ほどの商品にそこまでの能力が兼ね備わっていることに日本の技術水準の高さを改めて感じる。実際に使用して気付かされたのは、速度検知やNシステムがいたるところに設置されていること。これでは車を使った犯罪では逃走経路が瞬時に判明してしまう。
札幌三越の催事場で金製のりんが盗難にあった事件は、ほどなくして犯人の自主で解決した。犯人の姿を捉えていた数十台もの監視カメラの映像を時系列的につなぎ合わせた結果、三越から地下街を通りJR駅から逃走したことが分かった。捜査が長引けば、映像が公開される。もう逃げきれないと覚悟を決めたようだ。昨年は爆破予告容疑で逮捕された男が、ネコに記録媒体を取り付けた江の島の監視カメラで特定された。エレベーターの中、コンビニのレジ、CDの中からも、街中では監視カメラに映されない死角を探すほうがむしろ難しいのかもしれない。
監視カメラといえば、街頭に限らず学校の中まで設置されている英国が思い浮かぶ。街頭に備えられているそれはオペレーターがカメラを操作することや、スピーカーで声を発することもできる。監視カメラというよりむしろ犯罪防止カメラの意味合いが強い。英国はイスラムのテロの発生を契機にこのような機能的カメラが一気に増えた背景がある。
しかし日本も、かなりの監視社会でありことは疑いようのない事実。一時は、監視社会の到来などと過剰反応していたが、清貧に生きる小生にとっては痛くも痒くもない話。これで凶悪犯罪の発生率が少しでも下がればと思うのだが。