国際空手道 修徳会 北海道本部 札幌道場稽古日記

北広島市輪厚地区で空手の稽古をしています。練習の内容や、イベント、雑多な情報などを画像で紹介します。

本の紹介

2009-03-13 07:58:15 | Weblog
「蓼食う虫も好き好き」。苦い蓼を食べる虫がいることから、人の好みも千差万別とのたとえであるが、この本の内容は「虫食う人も好き好き」といったもの。昆虫食は甲信越などの郷土料理としてよくTVで取り上げられている。代表的なのは蜂の子やイナゴだろう。蜂の子はさっと炙ってレアの状態で、成虫は油炒め。イナゴは佃煮が定番か。小生にとってはいくら金を詰まれてもご遠慮したくなる代物であるが、「虫食う…」お方にとっては垂涎ものなのだそうだ。イモムシ、タガメ、ゲンゴロウを食す地方もある。これは想像することさえ拷問に近い。一般的には海産物が容易に手に入らない山間部で動物性たんぱく質を補う手段といわれていたが、調査では海浜地域でも食文化として定着していることが分かった。そうなるとやはり「旨い」という感覚に支配されているのか。この地方に生まれてこなかったことを幸運に思おう。