西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

各所管がバラバラに検討していた施設の新設や建替。今後は、公共施設マネジメント推進部会で全庁的視点からチェックが入ることになるようです!

2024-05-27 13:14:51 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

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市役所すぐにあった行きつけが、なくなってしまったのは痛恨ですが、やっぱり時々行きたくなりますね。
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さて本題、まだまだ続く3月議会×代表質問のご報告の続きですよ。
それでは、どうぞ。

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【質問】
公共施設マネジメント推進部会において、施設総量の縮減に向けて推進体制の構築を図ってまいります」とのことでした。
昨年12月議会における私の一般質問に対して「施設総量縮減のための一定のルールづくりや対応方針について検討する」との答弁がありました。
推進体制の構築の必要性は、もちろん重要でしょう。
しかしながら、それを推進するために欠かせないのが「新規に公共施設を建てる際には、それ以上に施設面積を削減することが前提!」等、根本となるルールを設定することだと思います。
この点についての見解をお聞かせ下さい。
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【答弁】
公共施設マネジメントの推進にあたっては、行政経営改革本部の専門部会として、公共施設マネジメント推進部会を設置しており、これまで公共施設等総合管理計画の策定や施設総量の縮減等に関して検討を行ってきたところですが、同部会の機能強化を図ることで、施設総量の縮減に向けた推進体制を構築したいと考えております。
議員のご指摘のとおり、施設総量の縮減のために一定のルールづくりを進めることは必要なことだと認識しております。
これまで施設の新設や建替の際には、各所管において施設整備に関する事業の検討が進められており、施設の規模や機能などを施設マネジメントの観点で事前にチェックする機会を設けておりませんでした。
今後は、施設整備の検討を進めていく初期段階で、公共施設マネジメント推進部会において、事業の実施時期、床面積の妥当性、他の公共施設との集約化や民間施設の活用の可能性など、施設総量の縮減目標と整合性が図れているのか事前協議を行うことで、施設総量の縮減を図る仕組みを導入したいと考えており、現在、検討を行っているところです。
施設総量に関しては、中期目標として、施設の延床面積を平成21年度比で令和14年度までに3.26%以上縮減するという考え方をお示ししておりますが、令和44年度までの20%以上縮減のためには、更なる縮減が必要と考えておりますので、学校施設の長寿命化や市営住宅の建替え計画なども踏まえながら、施設総量全体の削減見通しについて整理を進め、長期目標達成のための方策について、引き続き検討を行ってまいります。
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【意見要望】
過去の遣り取りも踏まえ、前向きな方向での検討を進めて頂いていると感じており、評価します。
答弁内容に則った取組を進めて下さい。
その上で1点、申し上げます。
重要なのは、最低でも長期的目標を達成することであり、そのために必要な取組を推進していくことです。
とりわけ市営住宅の中でも大きな割合を占め、老朽化が進んでいる改良住宅についてはアセットマネジメントという観点から、きわめて重要でありながら、具体的な取組があまり進められていない点、大きな問題と受け止めています。
振り返れば、7年前の代表質問でも私は、この問題を厳しく指摘し、市も検討を進めることを約束しました。
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【ご参照】
市営住宅×管理戸数の削減を図るため、計画的な取組を進めるべきです!@2017年3月のブログ

また、その後も折に触れ、取り上げてきました。
にも関わらず、このような状況にあることに、強い責任を感じるべきです。
なお、この件については、会派の先輩である草加議員から委員会の場で厳しく追及して頂く予定ですので、その点、この場で申し述べておきます。

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ちなみに草加議員からは、改良住宅の建替という案件の巨大さに比べて、対応する組織の規模があまりにも小さすぎ、そもそも進めようとする意思が見えないこと等を厳しく指摘。
当局も厳しく受け止めている雰囲気を感じており、今後の展開に期待しているところです。

こういう形で、会派内で様々連携していけることもまた、我が会派の強みですね。
引き続き、仲良く元気に、でも厳しく励んでまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


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