西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

二酸化炭素排出量を削減するために、公用車を電動車に変えていくのも、もちろん大事。でも、それ以上に大切なのは、他市より圧倒的に多い公用車の台数を減らすことです!

2024-05-07 11:08:43 | 自然環境に対する意識の高いまちを実現する

阿久井選手・井上拓選手が勝利した日本人対決ならではの気持ちを感じる試合に手に汗握り、武居選手の8R・12Rの劣勢に悲鳴を上げた後、迎えたメインイベント。
1Rの井上尚選手のダウンで30数年前の マイク・タイソンvsジェームス"バスター"ダグラス を思いだして、またまた悲鳴上げてしまいましたが、その後の盛り返しからの勝利は圧巻。
良い試合ばかりではあったものの、判定試合が続いた後だけに、最後に井上尚選手の圧巻のKO劇が待っていると、イベント全体の盛り上がりが違いますね。
9月頃に予定されているらしい、次の試合も楽しみで仕方ない。
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ドーム決戦、井上尚弥が貫禄のKO勝ち…「まさかの展開」もタイソンの二の舞踏まず@読売新聞WEBニュース


さて本題、代表質問のご報告の続きですよ。
それでは早速、始めます。

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【質問】
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●令和3年に表明した「2050ゼロカーボンシティにしのみや」の実現に向け、全庁的な課題として環境問題へ取組を進めている
●取組を加速するため、国の交付金も活用し、再生可能エネルギーの公共施設への導入や公用車への電動車の計画的な導入など二酸化炭素排出量削減に資する事業を順次開始してまいります
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とのことでした。
こうした取組の重要性は言うまでもありません。
一方で、公用車については、二酸化炭素を排出する公用車自体を減らすことも重要という観点を強く持つよう、会派として継続して訴えてきました。
先般、示された財政構造改善基本方針の中でも公用車台数の削減は歳出削減のため取り組む内容の一つとして上げられていましたが、
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●これまでの取組にはなにが不足していたのか?
●どうやって台数削減を進めていくのか?
●どの程度の規模を目指しているのか?
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お答え下さい。
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【答弁】
ゼロカーボンシティの実現に向けましては、電動車の導入と共に公用車の台数削減についても取り組むべき課題と認識しており、行政経営改革中期実行計画に加え、財政構造改善基本方針に基づく取組におきましても、公用車保有台数の削減に取り組むことをお示ししたところです。
削減台数につきましては、公用車の使用状況を分析した結果、令和5年度に14台の削減を進め、令和6年度におきましても5台の削減を予定しておりますが、今後の利用状況を見ながら、さらに削減を進めてまいります。
また公用車の使用は、業務の効率化のために必要なものでありますが、漫然と使用するのではなく、使用効率を高める取り組みも必要であると考えます。
費用対効果や、二酸化炭素排出量の削減、交通事故防止などの観点から適正な利用を進めるため、近距離の場合は、荷物の運搬などを除いて徒歩や自転車を利用することや、安全運転対策などの公用車の使用に関する具体的なルール作りも検討してまいります。
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【意見要望】
この件、会派として継続して取り組んでいるところですが、類似他市に比べて保有台数が100台以上も多い割に、「令和5年度に14台の削減を進め、令和6年度におきましても5台の削減を予定」と、大きな成果が見えてきません。
答弁で述べられた内容も含め、課題の多くは明らかになっているものと認識しています。
強い問題意識を持って、取組を進めて頂きたい。

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この件、最初に取り上げたのは2012年6月議会でのことでした。
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それから、なんと12年。
毎年の予算要望等でも継続して是正を求めてきましたが、その後も亀の歩みのようなスピードでしか台数削減は進められておらず、他の類似都市に比べて圧倒的に所有台数が多い現状に変化はありません。
最近の本市の状況については、下のリンク先から始まる、同じ会派のたかのしん議員の一連の内容が非常に分かりやすいので、興味のある方は是非ご覧下さい。
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公用車の保有台数が多すぎます! @西宮市議会議員・たかのしん公式ブログ

こういう分かりきった問題にさえ、なかなかメスを入れることさえできないところにも、本市の財政危機の一因があると思うんですよね。
引き続き、しっかり追いかけていかなければ!
と宣言して、今日のブログはこれにて失礼いたします。
帰ったら、も1回、井上尚選手の試合を見るのが楽しみで仕方ない♪


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