西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

「市民のボランタリーな活動」って、なんじゃらほい?シチズンシップとかリライアブルとか、なにかと横文字が出てくるよな...

2024-05-17 16:54:41 | にぎわいと活気のあるまちを創造するために

イーロン・マスクやサム・アルトマンなど「自由を重視する功利主義者のうち、きわめて高い論理・数学的能力を持つ者」=テクノ・リバタリアンが、どのように世界を変えようとしているのか?変えつつあるのか?を書いた、橘玲氏の著書。
 ↓

 ↑
仕事とやや関係する(?)話で言うと、
-----
●アメリカの社会は党派によって分断されているのではなく(有権者の大半は中道路線を支持している)、極端な候補が勝者になる選挙制度が社会を分断している
→投票制度を変えることで、もっとずっと良くなる
→そのための具体的な投票制度とは...
-----
といった辺りは興味深い。
しかし、こんな天才達でも世代間で感覚って大きく異なるものなんですね。

さて本題、代表質問のご報告の続きですよ。
それでは、どうぞ。

■■■■■

【質問】
「市民社会を支える、市民のボランタリーな活動を後押しする市役所を目指してまいります」とのことでしたが、具体的な内容と目指す姿がよく分かりません。
もう少し分かりやすく説明をお願いします。
 ↓
【答弁】
第5次総合計画後期基本計画のアクションプランにおいては、地域課題の解決や住民自治を推進するため、行政と地域団体等多様な主体との間で課題を共有し、各々が密接に連携・協働していくことで、地域力の向上を図ることとしております。
また昨年7月に、西宮市参画と協働の推進に関する条例評価委員会から西宮市参画と協働の推進に関する条例(以下、「条例」といいます)の検証に基づき、まちづくりを進める上で、市と市民との協働に加えて、「市民同士の協働を促すような協働のあり方」についても条例に記載する事などの検討を求める提言書が提出され、市としましても、市民のシチズンシップを地域課題解決の力に生かしていくための環境整備が必要と考えております。
このため、市民同士の協働の視点等を踏まえた条例の一部改正を検討するとともに、取組のひとつとして、市民や団体間の情報交換や連携を促し、地域課題解決に向けた活動のサポートを行う市民交流センター機能をより効果的に発揮できる環境整備などについて検討する必要があるものと考えております。
また、地域と協働する関係部署による地域団体所管課連絡会議におきましても、行政からの依頼事項等の運用の見直しにより地域活動団体の負担軽減に向けた取組みを進めてまいります。
 ↓
【意見要望】
「行政からの依頼事項等の運用の見直しにより地域活動団体の負担軽減も図っていく」については、我が会派が主張してきた内容でもあり、しっかり進めて頂きたいと思います。
 ↓
(ご参照)
地域の力が必要と思うなら、職員さんも地域活動に参加しましょうよ! ~まずは、上の立場の人が見本を示すことからでしょ!?@2022年1月のブログ

また、それ以外の内容についても大きな違和感はありません。
ただ一点、「市民のシチズンシップ」や「ボランタリーな活動を後押し」といった、分かったような分からないようなフワッとした表現を多用することについては、改めて意見を申し述べたいと思います。
そもそも参画と協働を広く、多くの市民に対して求める以上、市民に分かりやすく・伝わりやすく、ということを意識するのが当然です。
横文字が出てくるだけで拒否感を持つ方は一定おられますし、そうした言葉の多様には強い違和感を持っています。
本当にシチズンシップが大切だと思うなら、そうした点にも目配りするよう要望しておきます。

■■■■■

「オープン、スマート、リライアブル」「市民のシチズンシップ」てな感じで、ぎょーさん横文字が出てきますが、どうにもピンときにくいんですよね、個人的には。
で、そこについて詳しく聞いていくと、がぜん具体性に乏しい話になっていくな...と感じることが多いのですよ。
なんだかなあ...と思う場面が、どうにも多い。。。

質疑の内容自体には、さしたる注目事項はないかと思いますが、こんな感じでした、というご報告として。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。