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西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

大切なのは先行事例を幅広く共有すること。これは未収金整理を進めるための大きな一歩です!

2015-12-21 09:58:06 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

昨日は地域の公園清掃&地域会議への出席と並行して、阪神淡路大震災の時にも休むことなく続けられてきたという歴史ある高木剣友会の義士祭にお招きいただくなど、あわただしい一日を過ごしていたのですが。
なんといっても自分的メインイベントは、指導員を務める空手道・糸東流・五誓会・林道場での子供達を前にしての演武。

普段、「基本きっちりせなあかんで!」的なことを、えらそーにのたまってみせている子供達の前で演武する以上、自分にかかってくるプレッシャーは半端じゃないわけで。
客観的評価はともかく、自分なりには、よく頑張りました。
なんかね、もう、超達成感。。。




と、それはさておき本題へ。
いよいよ、ここまでの未収金整理に関わるやり取りを踏まえての具体的な質疑の内容に移ります。
それでは早速始めます。

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【質問①】
訪問による催告は極力控え、その分の人員・時間を、より効果の見込める業務に集中するべきと考えるが、どうか?
  ↓
【答弁①】
未収金いわゆる収入未済額の縮減につきましては、地方分権が進む中、安定した財源を確保し住民サービスの向上を図るとともに、負担の公平性・平等性の観点からも、その縮減に注力すべき本市の最重要課題の一つであると認識しております。

これまで、収納対策本部での取組みにより、平成18年度には約184億円であった収入未済額は平成26年度は約111億円と、8年間で約73億円を縮減しているところです。
しかしながら議員ご指摘のとおり、所管ごとに滞納整理の進め方が異なる部分があり、それぞれの制度に適したより効果的な滞納整理の方法を検討するとともに、収入未済額の縮減には各所管が新規滞納の発生防止のために早期着手・初期対応ができる十分な体制をとっていく必要があるものと考えております。

まず訪問による催告は、早期に解決する事案と滞納整理が必要な事案とを振り分けることにつながり滞納者の実態把握の面からも以後の滞納整理を効率的に進めるうえで、一定の成果をあげているところでございます。
しかしながら、議員ご指摘の訪問催告に力点をおいている所管がございますので、滞納整理を早期に進める事務を検討する際には、訪問催告よりも文書催告等の別の徴収方法が適しているのではないかとの点を検討してまいります。
  ↓
【要望①】
いくつか指摘した上で質問しましたが「議員ご指摘の通り、所管ごとに滞納整理の進め方が異なる部分があり、それぞれの制度に適したより効果的な滞納整理の方法を検討するとともに、収入未済額の縮減には各所管が新規滞納の発生防止のために早期着手・初期対応ができる十分な体制をとっていく必要があるものと考えております」という姿勢を明確に示して頂いたことを、まずは高く評価したいと思います。
その上で個々の指摘と、それに対する答弁について、改めて意見・要望を申し上げます。


「訪問による催告は極力控え、その分の人員・時間を、より効果の見込める業務に集中するべきと考えるが、どうか?」という質問についてです。
「訪問による催告は、早期に解決する事案と滞納整理が必要な事案とを振り分けることにつながり、滞納者の実態把握の面からも、以後の滞納整理を効率的に進めるうえで、一定の成果をあげている」という主張を全面的に否定するつもりはありません。
しかしながら質問で述べたとおり、単なる訪問による催告がきわめて非効率的であることは明らかです。
人員・体制が限定されている以上、できるだけ効率的・効果的な手法を中心として滞納整理のあり方を見直す必要があることは言うまでもありません。
ご答弁にありましたとおり「滞納整理を早期に進める事務を検討する際には、訪問催告よりも文書催告等の別の徴収方法が適しているのではないかとの点を検討して」あるべき滞納整理の方法を考えて頂きたい。要望します。


【質問②】
滞納者の早期対応・窓口来訪につながる、より厳しい内容の文書督促の表現を検討し、強制徴収公債権、非強制徴収公債権・私債権のそれぞれで統一的に利用するべきと考えるが、どうか?
  ↓
【答弁②】
督促や催告の表現に工夫を凝らすことにつきましては、これまでの議会からご指摘を受けて改善を図ってきた税などが効果を挙げていることから、取組みが進んでいる例を参考に、滞納者の早期対応に繋がる手法をただちに検討してまいります。
  ↓
【要望②】
「取組みが進んでいる例を参考に、滞納者の早期対応に繋がる手法をただちに検討してまいります」というご答弁を頂きました。
高く評価します。
特別な手法ばかりを追わずとも、庁内で既に十分、有効に働いている先進的な取組が存在します。
まずは、こうした取組を進めている所管が持っているノウハウを全庁的に有効に活用できるよう健闘を進めて頂きたい。
要望します。
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てな感じになっています。
なかなか建設的なやり取りになって、うれしい限り。
もうちょい続きますので、引き続き、お付き合いくださいませ。

というわけで今日のブログはこの辺で。
それでは失礼いたします。


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