西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

得意な人だけが活用しているようでは不合格。皆が効率的に業務を進める形にしなくてはダメなんです!

2024-06-07 10:37:28 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

私も所属する「会派・ぜんしん」に本日付で、西宮市議会唯一の保守系・女性議員である牧みゆき議員が加入してくれました(※)。
これまで様々話し合う中で、彼女の真摯に誠実に、市政と市民に向き合おうとしている姿勢を強く感じており、今回の新加入はとても嬉しいこと。
そして多様性が重視される時代の中、私も含めておっさん比率の高い、我が会派に女性議員が加入してくれることはありがたいことだと思っています。
これによって所属議員数7名と、公明党さんに並ぶ市議会第2会派にもなりました。
これからも会派内での議論を尽くし、一致団結して行動していけるよう努めてまいります!
(※公明党さんを「保守系!」と言いきってよいかがビミョーだと思ったので、そこは外させて頂きました。悪しからず、ご了解下さい。)
 ↓


さて本題、も少しだけ続く3月議会×代表質問のご報告の続きですよ。
それでは、どうぞ。

■■■■■

【質問】
「生成AIの活用を通じて、内部事務の更なる効率化を図ります。」とのことでした。
具体的な活用策と、それによる効果についての考えをお聞かせ下さい。
 ↓
【答弁】
生成AIにつきましては、今年度実施した実証実験において一定の効果が認められたことから、内部事務の更なる効率化を図るべく、令和6年度からの本格導入を考えております。
令和6年度は、チャットGPTに代表される汎用的な文章生成AIの導入を予定しており、これにより、通知文などの文案の作成、文章の校正・要約、データの加工、プログラムコードの作成など、多様な場面での活用が可能となります。
中でも、文案の作成や文章の要約といった文書作成の補助としての活用による作業時間の短縮効果が特に大きいと期待していることから、まずは、文書作成関連業務を中心に活用を進め、作業時間の短縮などを図ってまいりたいと考えております。
併せて、研修の実施、活用事例の横展開、質問テンプレートの整備を進めるとともに、利用状況の調査を通じて利用実態を把握し、その結果を踏まえて、適切な場面において、幅広い職員が生成AIを活用し、業務効率化などを進めていくための方策を検討してまいります。
さらには、文章生成AI以外の生成AIについても導入に向けた実証実験などを積極的に実施することにより、より効果的で充実した生成AIの活用を進めてまいりたいと考えております。
 ↓
【意見要望】
学校におけるICT教育の推進と同じで、役所が組織として取り組むべきことの一つに全体水準の底上げがあると、私は思っています。
得意で前向きな方に、活用を求め、それを任意で広めていくことを求めるのも、もちろん重要でしょう。
しかしながら、あるいは、それ以上に重要なのは、それを利用すれば効率的に出来る、そんな仕事を非効率なやり方のまま続けていくことを許さないことです。
その観点を忘れないよう、所管だけでなく全庁的な取組を進めていくべきです。
この点、強く指摘しておきます。

■■■■■

賛否両論、様々な意見や考え方のある生成AIですが、私は業務上は積極的に活用するべき!という立場に立っています。
答弁(=公式見解)を見る限り、市も同じ方向を向いている感じはするものの、ともすると「方向性は示したので、あとは個別対応にお任せ!」となりがちなのが、西宮市役所。
でも、それでは「やる人はやるけど、やらない人は一切やらない!」てなことになりがちだと思うんですよね。
なにせ、職員アンケートの自由記述欄で「全く仕事をしていない職員、パソコンや窓口は苦手といってやろうとしない職員を見ていると、少しは給与に差をつけるべき」という意見が出てくるくらいなわけですし。
 ↓
【ご参照】
西宮市役所は「働かないおじさん」のパラダイス!? ~在宅勤務者の業務量の把握・進捗確認が必要です~@2020年4月のブログ

意見要望で述べている学校教育についての話では、先日のブログに記載した話も進めていかなければなりませんね。
ここらへん、ちゃんと押していかなければ...
 ↓
【ご参照】
一人1台タブレットは警報発令時に、役に立つのか?普段から準備を進めてこそ、いざというときに活用できるようになるはずなわけで。@2024年6月のブログ

ほんま課題なんて、なんぼでも出てきますね...
高いレベルで職責を果たすことが出来るよう、そう多くの方に思って頂けるよう、引き続き、精進してまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。