先週金曜日に開催された総務常任委員会。
ここで財政構造改善のための具体策として、一時期、市長の口からよく出ていた17時閉庁についての報告がありました。
しかし、その割には「財政構造改善の取組との関係」として「直接的には本市の財政構造改善に影響するものではありませんが…」と明記してあるあたり、どういう展開があったのか、不思議ですね。
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以前のブログにも書いた通り、私はこの内容自体には反対していません。
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【ご参照】
市長がご執心の、各窓口の17時閉庁。一層の効果を得るため、徹底に必要な手段を模索するべきです!@2024年6月のブログ
背景として、
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●各種手続のオンライン化やコンビニ交付サービスの充実を進め、来庁しなければできない手続きを減らす取組を進めている
●窓口受付の終了時間と勤務終了時間が同じため、どうしても時間外勤務が発生しやすくなる
●そもそも17時以降の来庁者数は他の時間帯に比べて有意に少ないと言った要因がある
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ことを考えると、職員の働き方改革という観点からも、進めることに一定の妥当性はあると受け止めています。
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とは言え、いろいろと気になることもあるんですよね。
財政状況の厳しさが明らかになるにつれ、市民にとっての利便性低下を伴う、市民サービス削減の必要性と、それについての認識が問われる場面が増えました。
ところが、それに対して、市長がさまざまな場面で述べた内容は「他自治体に比べて過剰なサービスを他市水準に揃えていくので、市民サービスの削減ではない」という、私にしてみれば、よくわからない理屈でした。
でも今回の話で見てみると、近隣他自治体と比較しても、西宮市の窓口受付時間って過剰ではないんですよね。
むしろ今は標準的なのを、他市よりも見劣りする水準に削減するという話なんちゃうの…と。
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なお電話については、説明資料中で「令和6年11月1日以降も引き続き勤務時間内は応答します」とありますが、効果を出そうと思うなら、電話の応答時間も同じく17時で終了した方が趣旨は徹底できるはず。
なので、そこについてはできるだけ早期に対応すべきと指摘しておきました。
また昨今、役所に来庁するなら事前にホームページ等で調べてくる方が多いはず。
なので窓口の対応時間をわかりやすく案内するべきだと思っています。
今はトップ画面を見ても分からないので。
そして、なにより重要なのは、これを実施する以上、不要な時間外勤務が発生しないよう徹底することだと思っています。
超過勤務が発生する場合、確認と必要に応じて、きちんと指導することは欠かせません。
これについては所管課も認めており、今後の状況を見ていかなければなりませんね。
なお実施は今年11月1日からで実施にあたっての対応は以下の通り。
ここらへん一応、広報しておきます。
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それにしても、先週後半からの株と為替の変動がすごい。。
ちょっと暫くは目の離せない展開が続きそうですね。。。
ハラハラしながら、今日のブログはこれにて失礼いたします。