今日の午前中は「市長と教育委員会等で構成し、大綱の策定、教育の条件整備など重点的に講ずべき施策や、児童・生徒等の生命・身体の保護等緊急の場合に講ずべき措置についての協議・調整を行います」という総合教育会議の傍聴へ。
4月に就任した新教育長が参加しての、初の総合教育会議。
テーマ的に興味のある内容が含まれていたこともあり、行ってきましたよ。
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ちなみに強い興味があったのは、
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1.西宮市の教育行政における課題と今後の方向性
(1)不登校対策
(2)部活動の地域移行
(3)幼児教育の質向上と待機児童対策の両立
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といったあたり。
こちらについてはPDFを用いて、教育長からの説明がありました。
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令和6年度第1回総合教育会議 資料(議題1)(PDF:1,468KB)
以下、雑感。
「文教住宅として期待されること」として
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1.安全・安心な教育環境
2.質の高い教育・子育て環境
3.文化的・健康的な住環境
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の3点を挙げたことには、概ね賛成。
一方で「質の高い教育・子育て環境」については、幼児教育や低学力層支援に特化しすぎな印象を受けたんですよね。
低学力層に限らず、個々の学力に応じた支援、とても大切だと思っていますが、そこらへんについての意識はどうなんやろな...と。
↓
また方向性に異論はなくとも、そのための具体策等が見えない等、色々と気になる点が多くありました。
例えば、不登校対策として「様々なデータを用いて不登校の原因を科学的に分析」っていうけど、「様々なデータ」って今、把握できているもの?
それをどう用いるの??
違うなら、どういったデータをどのような手法で集めるの???
「学びの多様化学校の設立」って、多額の費用が必要になるはずやけど、この財政状況でホンマに可能なの????
等々。
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また、部活動の地域移行についてスケジュールを示すのは大切だと思います。
でも指導員の確保や保護者負担といった、世間的に様々問題になっている課題についてはどう考えてるの?
このスケジュール案を実現するための取組スケジュールは??
といった辺りがなければ、実現なんかできないのでは???と思うんですよね。
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大きく深刻な問題ばかりであり、「なるほど、それなら任せておいて大丈夫やな!」という話にはならないのは、よく分かります。
また、敢えて好意的に見るなら、今回示されたのは「西宮市の教育行政における課題と今後の方向性」であり、私の言っていることは、細かすぎるとも言えるかもしれません。
一方で、こういう壮大な話はぶち上げるものの、具体的な内容を掘っていくとグダグダだったり、ちっとも中身のある内容はなかったりというのも、よくある話。
なので、ここはしっかり追いかけていかねばならないな..と改めて思っています。
というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。
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