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西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

非常に好評だった保育支援システムの試験導入。市は本格導入に向けて、舵を切るべきです!

2022-11-18 16:47:59 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

今日の午前中は、鳴尾文化ホールで開催された青少年健全育成の集いへ行ってきました。
子供達の健やかな育ちのために、さまざまな地域で多くの方々が日々、地道な活動に取り組んでいただいていることに心から感謝します。
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さて本題。
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●事務仕事を減らすことで、保育士が園児と直接向き合う時間を増やすことができる
→これは保育の質を向上し、子供たちの健やかな育ちを支援することにつながる
→あわせて、保育士にとっての職場の魅力向上にもつながる
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という観点から保育所業務のICT化を進めるよう求めているのは既報の通り。
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【ご参照】
保育所事務のICT化に取り組むことを約束した西宮市。おむつの廃棄も併せて、追いかけていきます! @2022年2月のブログ

上にリンクを貼った昨年12月議会での私の質疑を受けて、本年度、瓦木北保育所と北夙川保育所の2園で保育所支援システムが試験的に導入され、現在、両園において実証実験が行われています。
そして、この度、両園の保育士&両園に子供が通う保護者を対象にアンケートを実施し、その結果がまとまったということで報告を受けました。

ちなみに今回、導入されたシステムは瓦木北と北夙川では異なります。
今後、いずれかのシステムを選定する必要があるため、詳細なアンケート結果を記すことはできませんが
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●両園とも、2ヶ月間で数百時間単位の業務時間縮減効果が出ている
→とりわけ普段から残業の多い所長・副所長の業務時間縮減効果が顕著
現時点では、多大な時間を要する指導計画・日誌作成機能を利用していないことや、今はまだ不慣れな保育士さんも多いことから、より一層の縮減効果が期待できる可能性大
●保育士・保護者とも「今後も、こういったシステムを利用したい」という声が圧倒的多数を占める
→とりわけ保護者の大多数が「保育所への連絡の負担が軽減された」「園からのお知らせが受け取りやすくなった」「電子化された連絡表が使いやすくなった」「園での児童の様子が分かりやすくなった」と感じている
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等、きわめて良好な結果となっています。
これは是非とも導入する方向で検討してもらわないと。

ちなみに当該システムを公立保育所全園(23園)に導入するためにはiPad代も含めて、年間1,500万~2,000万円程度かかるそうな。
1園あたりに均すと概ね年間100万円弱の導入費用が、残業代の縮減や事務補助員の見直しといった費用削減効果と見比べて割が合うのか???といったあたりが、市役所的にはポイントなんでしょうね。
とはいえ費用削減効果は勿論のこと、現場の負担軽減・保育の質の向上といったメリットを考慮すれば、十分、元は取れるはず。
私自身は断然、導入すべきと考えています。
導入に向けて、しっかり働きかけていかなければなりませんね。
この話、12月議会で取り上げてもいいかも…

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。

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