旅6日目(8月18日 木)
フヴァル島の中心の街フヴァルタウン旧市街散策後、ランチを済ませた
私達グループ。
この日の午後は、
フヴァルダウンから東にある世界遺産のスターリグラード平原を見学した後、
フェリーでスプリットに戻り、旅の最終地ドブロブニクへ向かう予定でした。
でも、どうも現地のガイドさんの態度がおかしいぞ、、、
厳しい表情で添乗員さんに「スターリグラードまで行く時間の余裕なんてないよ」
と言ってたみたい。
我が添乗員さんは、いまいち現地事情を理解できてないようで、納得してない様子。
現地ガイドさんとは街で別れ、私達はとりあえずバスに乗り、スターリグラード方面へ
向かい出発。
フヴァルタウンからスターリグラードへは細長い島を東へ移動します。
途中、フェリー乗り場となっているスターリグラード港を通るのですが、
港周辺では、信じられない光景が!
なんと、港に入る道路沿いは、スターリグラード方面のはるか彼方から続く
長〜い車の列ができていて。。。
進んでも進んでも最後尾にたどり着かない、、、
この状況には、常に冷静沈着な運転手ビンコさんも焦る!
もう、スタールグラード平原見学に行ってる場合ではない!
今すぐ最後尾に並んでも予定のフェリーには乗れないのではないか?と、不安。
他の車の人たちが車から降り、何人も様子を見に歩いて港に向かっていく、、、。
ビンコさんも、車から降り情報収集してきて、
私達に、歩いて港に行き並べば、もしかして私達だけでも乗船できるかも?と
提案してくれるが、私達はビンコさんとバスと一緒がいいと答え、
動かないバスの中でジリジリ待つ。
「あ〜、これはもう絶対間に合わないな〜」とほぼ観念しつつ。
フェリーの乗船が始まったのか、車の列も少しづつ動き出し、ようやく港の入口へ着く。
が、駐車場には乗船できなかった車が沢山残っていて、
この状況を目に、我々がこの船に乗る希望が断たれた。
こうなったら、もう次のフェリーを待つしかないね!
ビンコさんとバスがこのまま駐車場で順番待ちするという。
では、次のフェリーまでの時間をどうするか?
私達親子の間では、「港に続く海岸沿いで、水遊びしたい!」という娘、
道の向こうには大きめのスーパーがあるのでカフェもありそう、、、
「コーヒーでも飲みながらゆっくりしたい」という母。
結局、添乗員さんや現地ツアー会社と協議の結果、
現地のバスを調達、スターリ・グラード平原の観光ができることに
まあ、そうはいっても、あまり時間に余裕がないということで、
現地調達のバスに乗り込み、スピーディーなスターリグラード平原往復でしたが
※ スターリ・グラード平原
フヴァル島の北東部、アドリア海沿岸最大の平地。
古代ギリシャ時代から続く耕作地。石垣によって180m×900mに区画されている。
高い場所から見渡さないのわからないが、平原を見渡すポイントへ行くバスはない。
で、肝心の世界遺産スターリグラード平原が
こちら ↓ ・・・でして、、、
「えっ、これ・・・?」見事な肩透かしを食らう世界遺産!笑
一応、バスを止めてくれたので、平原を見渡してきましたけどね
平原を見渡す場所に建っていた小さな教会?
日本で言えば、祠みたいな感じかな
ここでしばし、平原を撮影したりしてバスに戻り、港へ帰りました。
私達のリクエストにより、バスは途中、小さなスターリ・グラードの街沿いを通過 ↓
こうして、慌ただしいながらも貴重な世界遺産を見学し
ビンコさんバスが並んでいる港の駐車場へ戻りました。
まだ休憩する時間がある、というので、早速、歩いて娘と海へ降りてみました ↓
海水の透明度が高くキレイ
サンダルを脱いで、チャプチャプと入ってみると
わ〜、水が気持ちいいー♪ でも石ころと岩で足裏痛い!
もうこの時は夕方、波も出てきて水も冷たくなってきています。
しばし、海水で足を冷やしたりして戯れたのち、
大型スーパーへ行ってみました。
そこで、娘と地元フヴァル島の白ワインやダルマチアの赤ワインを選び、
他にもハーブティーやチョコやクロアチアの調味料などをカゴに山盛り!
レジに並んでいた娘は、元船乗りで日本にも寄港したというイケてるおじさんに
声をかけられ、選んだワインを「Good choice!」と褒められたとか
こんなことしているうちに、集合時間ギリギリになってしまい
母の希望のお茶をする時間がないまま
17:30発のフェリーに無事乗船しました。
フェリーでスプリットへ戻る2時間の間、
母は、ずっと船内のソファーに陣取り、水分補給と休憩と
浮腫んでしまった足のマッサージ!
ちょうど黄昏時
娘は甲板に出て、美しい夕日を眺めていました
「凄くキレイだから見ようよ」と誘われるも
もう母は足の浮腫がひどくてソファから動けません
19:30 スプリット港到着
スケジュールからは2時間以上の遅れでした。
添乗員さんは、スプリットのレストランで夕食にする気だったみたいですが、
母は、ドブロブニク到着時間の遅れを考え、バスの中での携帯食を提案。
スプリット→ドブロブニク間が4時間かかるので、ホテル到着が明日
になってしまい、疲れが取れず、明日のメイン、ドブロブニク観光が心配。
他の方も賛成してくれて、バスでの携帯食にすることに決定!
用意してもらい、港近くで受け取った夕食は・・・↓
魚介入りトマトパスタとリンゴと水
真っ暗になった道を私達を乗せたビンコさんバスはひた走り
車窓から見える大きな月を愛で、海沿いの小さな村の灯りを眺めたり、
ああ、アドリア海沿岸のこの道を明るい時間に堪能したかったな〜と
恨めしく思いながら・・・
中間地点で一回、トイレ休憩があり、母はすかさず念願のコーヒーを摂取
深夜 12:00 ドブロブニクのホテル到着
荷物を降ろし、ここでスロベニアからずっと運転してきてくれた
ビンコさんとはお別れです。
名残惜しいけど、最後にお礼の握手をしてさようなら
ホテルは ARISTON INPORTANNE REZORT
深夜到着のせいか、私達の部屋はフロントから遥か遠く離れた別棟の上、
駐車場が目の前の部屋なので、カーテンが開けられない!
アドリア海に面した絶景を望むホテル、なはずでしたが。。。
我が母娘に割り当てられた部屋は、ここでも最悪
一応、五つ星ということで、室内の設備は問題なし ↓
急いで、二人してお風呂に入り、明日に備え就寝。
ようやく、長かった6日目の1日が終わりました。
翌朝 旅7日目(8月18日 金曜日)
朝、レストランへ・・・
ここからの景色は本当に気持ちがいい〜
眼下に紺碧のアドリア海!
泳ぎたーい!
ホテルが建つ場所からすぐ岸壁で、一部、遊泳可の区域があります
憧れのアドリア海で、絶対泳ぐぞ!!
朝ごはんはテラス席でアドリア海を眺めながらブッフェ
爽快です! 娘は朝シャンパン♪
7日目の予定は、このツアーのハイライト!
朝食後に、午前中ドブロブニク市街観光で、
ランチの後は自由行動になります。
いよいよ、母が一番楽しみにしていたドブロブニク旧市街へ!
つづく