ブログ　「ごまめの歯軋り」

読書子のための、政治・経済・社会・文化・科学・生命の議論の場

自作漢詩　「冬日村居」

2008年12月02日 | 漢詩・自由詩
北風凛凛凍雲移　　　　　北風凛凛と　凍雲移り

落葉寒聲淅瀝吹　　　　　落葉の寒聲　淅瀝として吹く

禿木江村秋盡後　　　　　禿木江村　秋盡くる後
　　
霜威粛殺草枯時　　　　　霜威粛殺す　草枯る時

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（赤い字は韻：四支　七言絶句平起式　　平音は○、仄音は●、韻は◎）
（平仄規則は２・４不同、２・６対、１・３・５不論、４字目孤平不許、下三連不許、同字相侵）

CD　今日の一枚　バッハ　「マタイ受難曲」

2008年12月02日 | 音楽
バッハ　「マタイ受難曲」BWV244
カール・リヒター指揮　ミュンヘン・バッハ管弦楽団と合唱団
ソプラノ：エディス・マティス　アルト：ジャネット・ベーカー　テノール：ペーター・シュライヤー　
バリトン・フィッシャ・ディースカウ　バス：マッティ・サルミネン
ADD 1979 ARCHIV　(CD3枚組）

リヒターは今流行の古楽器を使用していない。彼が演奏したバッハの宗教曲のすばらしさは、あらゆる音楽演奏のうちで今なお世界最高である。ロマン派のような生気に満ちた演奏は、かび臭い考証学による演奏とは比較のしようもない。