ブログ 「ごまめの歯軋り」

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年金5000万件不明事件の真相は?

2007年05月31日 | 時事問題
asahi.com 2007年05月31日13時21分
年金法案、夜にも衆院本会議で採決
 年金記録の管理がずさんな社会保険庁を非公務員型の特殊法人に改組する社保庁改革関連法案と、受給漏れ年金の支給にあたって5年の時効を撤廃し全額受け取れるようにする年金時効特例法案について、与党は31日午後2時半から開かれる衆院本会議で採決する構えを見せている。これに対し、野党は「審議は不十分で、採決は認められない」と反発。「本会議日程を強引に決めたのは許せない」として逢沢一郎・衆院議院運営委員長の解任決議案を提出するなど対決姿勢を強めており、採決が深夜にずれこむ可能性もある。

社会保険庁改革法案と年金5年時効特例法案の裁決を急ぐ理由
いまいち年金5000万件不明事件の真相がわからない。どのような被害が発生しているのか、発生していないのか。被害があるとしたらどの程度か。また被害額を算定することが出来るのか。普通の国民年金受給者はその被害に気がついているのか。そして最後には何故年金納付5万件が不明になったのか。誰かが盗み食いしたのか。官僚が流用したのか。コンピュータから記憶が消えただけなのか。納付された金は存在するのか。新聞や国会では騒ぐだけで一向に事件の実相が見えない。これは事件なのか、存在しない虚構なのか。何も分らないままに何故対策法案だけ異常に急ぐのか。何か明らかになると恐ろしい事実が出てくるのか。たとえば道路公団の高速道路ハイウエイカード偽造問題で公団は被害額をひた隠しにしたが、猪瀬直樹氏らの追及でなんと300億円の被害額が判明したように、今回の5万件の年金不明問題に被害があるとしたらどのくらいなのか是非国会で追及していただきたい。

京都は小さな町 皆さん歩きましょう

2007年05月31日 | 時事問題
asahi.com 2007年05月30日23時51分
四条通のマイカーを、3年以内に全面禁止へ 京都市
 京都市は30日、市中心部の繁華街・四条通の川端通―烏丸(からすま)通間(約1.1キロ)を、マイカーを禁止し、公共交通機関だけが走れる「トランジットモール」とする構想を発表した。渋滞解消とともに、観光客らが歩きやすいよう歩道を2倍に広げる。地域住民や識者らでつくる協議会で話し合い、3年以内の実現を目指す。 四条通は百貨店や商店が並ぶ目抜き通りで、交通渋滞が激しいうえ、歩道が狭く、週末は人も込み合う状態。「人がゆったり歩ける通り」を目指して、4車線を半分の2車線に減らし、歩道の幅をそれぞれ3.5メートルから7メートル程度に広げる。

京都へ観光旅行なさるときは自家用車は使用しないように。市バス、地下鉄、JR、阪急、京阪を利用しましょう。
現在四条通りと河原町通りは交通渋滞で車やバスやタクシーが動けません。規制対象の四条通りの川端から烏丸通りまでには、大きな南北して交差する通りは河原町通りしかありません。小さな8本の南または北する交差する通りは今でも一方通行ですの大勢に影響しないでしょう。出来たら歩行者天国も作っていただければもっといいのですが。市バス、地下鉄を利用されれば問題はないはずです。営業用にはどうなのか私には判断できませんが、一応歓迎すべき交通規制ではないでしょうか。

なんかこの話おかしいと思いません 何で警官が絡むの

2007年05月31日 | 時事問題
asahi.com 2007年05月30日01時35分
談合容疑 警官を逮捕 市とゼネコン仲介 大阪・枚方
 大阪府枚方市が05年秋に発注した清掃工場の建設工事で、大手ゼネコン「大林組」(大阪市中央区)の顧問らが談合していた疑いが強まり、大阪地検特捜部は29日、大林組顧問の森井繁夫(63)、中堅ゼネコン「浅沼組」(大阪市天王寺区)常務の田島洋(64)、大阪府警捜査2課警部補の平原幸史郎(47)ら6容疑者を競売入札妨害(談合)の疑いで逮捕した。いずれも容疑を認めているという。特捜部は、森井顧問らが談合を取り仕切り、平原警部補も市とゼネコンの間の橋渡し役をしたとみて、事件の全容解明をめざす。

asahi.com 2007年05月31日08時01分
談合容疑で逮捕の警部補、「談合防止に」と分離発注提案
大阪府枚方市発注の清掃工場建設をめぐるゼネコン談合事件で、競売入札妨害(談合)の容疑で逮捕された府警捜査2課の警部補、平原幸史郎容疑者(47)が、事件の舞台となった工場建設の発注方法について、中司(なかつか)宏市長(51)らと市役所で面会して具体的に提案していたことがわかった。大阪地検特捜部は、市長と長年の付き合いがあった平原警部補が市政に意見を言える立場にあったとみて、市とのつながりの詳細や提案の経緯などを調べている。
清掃工場建設の入札が実施される前の02年ごろ、中司市長と市長応接室で面会し、ごみ処理施設「第2清掃工場」の建設計画を話題にした。計画では工場本体とプラント(焼却炉施設)の建設があり、同警部補は発注方法について「談合を防止するには一括発注せず、分離発注にしたほうがいい」と提案した。当時の担当理事だった小堀隆恒・現副市長も同席していたという。
だが業界関係者によると、一括発注の場合、プラントメーカーが主導権を握るため、ゼネコン側では「おいしいところは全部持っていかれる」(大手役員)として、分離発注方式による受注を目指す。異業種との調整が不要になる分、談合にも好都合という。

大阪府警警部補の平原幸史郎氏の存在を疎く思った連中の告発劇?
談合摘発が専門の警部が談合にかかわって利益を得ていたのかどうか。まるでマルボー担当の警官が麻薬取引で逮捕されるような話に出来上がっている。ちょっとおかしいのではありませんか。おそらく談合で損をした連中が、警部補の平原幸史郎氏の存在を消すために仕組んだ告発劇ではないだろうか。もうすこし捜査の進行があって本当のところが出てくるのではないか。