ブログ 「ごまめの歯軋り」

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奈良の仏像 飛鳥寺 「釈迦如来像」

2008年12月23日 | 京都案内
飛鳥寺 「釈迦如来像」 重要文化財

像高さ275cmの銅造 飛鳥時代7世紀の作品 飛鳥大仏の名のほうが通用している 推古天皇の時代仏師「止利」により609年に造られたという。何回かの火災により修復(へたくそな)の手が加わって痛々しい。仏教の黎明期を代表する本格的な仏像である。
飛鳥寺
飛鳥寺(あすかでら)は、奈良県高市郡明日香村にある寺院。蘇我氏の氏寺で、日本最古の本格的寺院でもある法興寺(仏法が興った寺という意味)の後身である。法興寺中金堂跡に現在建つ小寺院の公称は「安居院」(あんごいん)という。『日本書紀』によると、法興寺は用明天皇2年(587年)に蘇我馬子が建立を発願したものである。馬子は排仏派の物部守屋との戦いに際し、この戦いに勝利したら仏寺を建立することを誓い、無事に勝利したので、飛鳥の真神原(まかみのはら)の地に寺を建てることにしたという。


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2023-10-03 07:52:58
下手くそな修復なんて言わないで。収まるべき堂を失ってアオカンに置かれる事数百年。その間に幾度も落雷に遭い、金属を盗もうとした泥棒に背中に大穴を開けられ、江戸時代にやっと今の本堂が建てられた時にも無知な大工に台座を削り取られ…それでも当時のひとたちが、なんとかして貴重な仏を後世に残そうとした努力の結果なんです。
江戸時代の住職が貧乏な中でなんとかして修理しようと、欠けた部分や取れてしまった螺髪など粘土で作って墨を塗った…その努力を笑ってはkいけませんね。

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