
像高さ275cmの銅造 飛鳥時代7世紀の作品 飛鳥大仏の名のほうが通用している 推古天皇の時代仏師「止利」により609年に造られたという。何回かの火災により修復(へたくそな)の手が加わって痛々しい。仏教の黎明期を代表する本格的な仏像である。
飛鳥寺
飛鳥寺(あすかでら)は、奈良県高市郡明日香村にある寺院。蘇我氏の氏寺で、日本最古の本格的寺院でもある法興寺(仏法が興った寺という意味)の後身である。法興寺中金堂跡に現在建つ小寺院の公称は「安居院」(あんごいん)という。『日本書紀』によると、法興寺は用明天皇2年(587年)に蘇我馬子が建立を発願したものである。馬子は排仏派の物部守屋との戦いに際し、この戦いに勝利したら仏寺を建立することを誓い、無事に勝利したので、飛鳥の真神原(まかみのはら)の地に寺を建てることにしたという。
江戸時代の住職が貧乏な中でなんとかして修理しようと、欠けた部分や取れてしまった螺髪など粘土で作って墨を塗った…その努力を笑ってはkいけませんね。