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できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

最近読んだ本の紹介(3397冊目~3420冊目)

2022-07-10 18:51:51 | 本と雑誌

またまた最近読んだ本がだいぶんたまってきたので、本のタイトルと著者名、出版社名程度ですが、ここで紹介しておきます。

3397冊目:渡辺浩平『第七師団と戦争の時代 帝国日本の北の記憶』白水社、2021年

3398冊目:福岡伸一『ゆく川の流れは、動的平衡』朝日新聞出版、2022年

3399冊目:佐々木賢『戦時下の日常と子どもたち』青土社、2021年

3400冊目:戸井田克己『大館村物語 新生の大地・湖底のふるさと』ナカニシヤ出版、2020年

3401冊目:適菜収『それでもバカとは戦え』日刊現代/講談社、2021年

3402冊目:池田考司・杉浦真理・教育科学研究会編『みんなでつくろう!SDGs授業プランーソーシャルチェンジのための公共・総合的な探究の時間』旬報社、2022年

3403冊目:西谷文和『安倍、菅、維新。8年間のウソを暴く』日本機関誌出版センター、2020年

3404冊目:西谷文和編『自公の罪維新の毒』日本機関誌出版センター、2021年

3405冊目:西谷文和編著『聞くだけの総理言うだけの知事』日本機関誌出版センター、2022年

3406冊目:若松英輔『はじめての利他学(学びのきほん)』NHK出版、2022年

3407冊目:西垣通・河島茂生『AI倫理 人工知能は「責任」をとれるのか』中公新書ラクレ、2019年

3408冊目:美馬のゆり『AIの時代を生きる 未来をデザインする創造力と共感力』岩波ジュニア新書、2021年

3409冊目:與那覇潤『過剰可視化社会 「見えすぎる」時代をどう生きるか』PHP新書、2022年

3410冊目:斉加尚代『何が記者を殺すのか 大阪発ドキュメンタリーの現場から』集英社新書、2022年

3411冊目:八木澤孝明『裏横浜―グレーな世界とその痕跡』ちくま新書、2022年

3412冊目:朝治武『全国水平社1922―1942 差別と解放の苦悩』ちくま新書、2022年

3413冊目:是枝裕和、ケン・ローチ『家族と社会が壊れるとき』NHK出版新書、2020年

3414冊目:福岡伸一『新版動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか』小学館新書、2017年

3415冊目:福岡伸一『新版動的平衡2 生命は自由になれるのか』小学館新書、2018年

3416冊目:適菜収『ニッポンを蝕む全体主義』祥伝社新書、2022年

3417冊目:石破茂ほか『自民党失敗の本質』宝島社新書、2021年

3418冊目:山本茂実『松本連隊の最後』角川新書、2022年

3419冊目:有田芳生『北朝鮮拉致問題 極秘文書から見える真実』集英社新書、2022年

3420冊目:廣瀬陽子『強権と不安の超大国・ロシア 旧ソ連諸国から見た「光と影」』光文社新書、2008年


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7月10日のプリキュアの話

2022-07-10 10:41:54 | プリキュア話

今日は参院選の投票日ですが、日曜日でもあります。いつものとおり朝からプリキュアと仮面ライダーリバイスを見て、さっきまで部屋の掃除をしてました。ということで、今日もいつもどおりプリキュアの話を書いておきます。

さて、いよいよ今日からキュアフィナーレ登場です。キュアフィナーレは、かつてブンドル団の仲間・ジェントル―だった生徒会長のあまねちゃん。今日はそのあまねちゃんが、過去の自分の悪事と向き合って、もう一度自分にとって大事なことをつかみなおして、キュアフィナーレに変身できるようになる…というのが、物語の大きな流れです。

ちなみに、番組中のCMでは、もうキュアフィナーレの使うアイテム(おもちゃ)を売り出し始めていますね。また、秋の劇場版映画(今年は9月の連休始まりのようですが)の告知もはじまりました。ただキュアフィナーレは一応、料理の締めくくりのデザートということで名前がついたようですけど…。私はプリキュアシリーズ全体がこれでフィナーレを迎えるのではないかと、ちょっと不安を抱いています。

さて、今日の物語ですが、冒頭はまず先週の続きで、他のプリキュアたちから「プリキュアになってほしい」とすすめられたあまねちゃんが、「自分にはなれない」と断るところからはじまります。理由は「自分がジェントル―としてやってしまったことを、自分で許せない」から。フルーツパフェの妖精(レシピッピ)が自分に話しかけてくれても、レシピッピに自分は話しかけてもらえる資格はない。あまりにもジェントル―だった頃、多くの人とレシピッピを傷つけてしまった。自分のからだにジェントル―の記憶がしみついているから、自分で自分を許せない…。あまねちゃんは、そういうわけです。だから、生徒会長も辞めたいというわけですね。

でも、マリさんや他のプリキュアたちは、あまねちゃんに「ほかほかハート」の結晶が現れたのは、「料理への愛情があるから」だといいます。そして「あまねちゃんは、今のままでいいの?」と問いかけます。その様子を見て、あまねちゃんの双子の兄たち(=フルーツパーラー経営)は、「あまねに心を許せる友達がいて安心」「あの子はみんなに心配をかけたくない、頑固な子だから」「でも、あの子はみんなのことを思っている。みんなの笑顔をつくりたいと願っている」といいます。

そんなとき、フルーツパフェのレシピッピが、あまねに話しかけようとします。そこへ、ブンドル団のナルシストルが現れ、またまた、いつもよりも強力な怪物「モットウバウゾー」を登場させます。どうやらナルシストルは、過去にあまねちゃんがジェントル―だった頃に使ったウバウゾーを組み合わせて、強力な怪物に仕上げたようです。その怪物の力で、フルーツパーラーでパフェを食べていた人たちの思い出が奪われるのですが、でも、あまねちゃんは「ほかほかハート」の結晶の力で、思い出が奪われません。ただ、そのモットウバウゾーに、あまねちゃんはつかまってしまいます。

そこで、プリキュアたちはマリさんにデリシャスフィールドをつくってもらい、変身します。あまねちゃんはナルシストルとモットウバウゾーに、「自分のために誰かが傷つくのはもう嫌だ、やめてほしい」「私はみんなを傷つけた、笑顔にしたいと思ったのに」と語りかけます。そんなあまねちゃんに、プリキュアたちは「生徒会長の心はまっすぐ。料理に愛されている」といって、なんとか助け出そうと働きかけるのですが…。今まで以上に強力なモットウバウゾーの攻撃で、なかなか近くに寄れません。

プリキュアたちはここで相談して、キュスパイシー・キュアヤムヤムがモットウバウゾーの攻撃を止めている間に、キュアプレシャスがモットウバウゾーがつかみこんで離さないあまねちゃんを助け出そうとします。「大丈夫、きっとできる」とマリさんもプリキュアたちに声をかけます。そんなプリキュアたちに「君たちがケガをする必要はない。私は自分のジェントル―だったことが許せない」と、あまねちゃんは伝えます。

でも、そういうあまねちゃんにキュアプレシャスはおばあちゃんの言葉を伝えた上で、「過去は変えられないけど、未来はつくっていける。あまねちゃんは、あした、どんな自分になりたい?」と話しかけます。するとあまねちゃんは、モットウバウゾーの手のひらで握りつぶされそうになりながら、「私はみんなを笑顔にしたい、パフェのようになりたい」と言います。すると「ほかほかハート」の結晶からパフェに関する人々の記憶がもどり、レシピッピもでてきます。そして、あまねちゃんがパフェのレシピッピと、「みんなを笑顔にしたい。こんな私に力を与えてほしい」といったとき、あまねちゃんはキュアフィナーレに変身できるようになります。そんなとき、キュアプレシャスとマリさんの合わせ技で、モットウバウゾーの握りこぶしが開き、あまねちゃんが自由になります。

あまねちゃんはナルシストルの目をじっと見つめながら、「私は目をそらさない。過去のしたことにも、(ナルシストルたちの)悪事にも」と言って、キュアフィナーレに変身。「クリーミーフルーレ」というアイテムをつかって、「デリシャスフィナーレファンファーレ」という技を出して、モットウバウゾーを追い払います。キュアフィナーレは、そのたたかう姿が「華麗だ」と、キュアヤムヤムやキュアスパイシーに言われます。

ラストの場面ですが、もう一度フルーツパーラーにもどって、あらためて4人になったプリキュアでがんばる話をします。他のプリキュアたちも「よかった」とか、ごはんやパン、麺類のプリキュアのあとにデザートのプリキュアがでてくるので、「夢がある」(キュアヤムヤム)とか言います。そして、あまねちゃんにはハートフルーツのペンダントが。このペンダントのなかにパフェのレシピッピが居るのですが、どうも口調がかなりえらそうで…。でもその様子を見て、あまねちゃんに笑顔が戻ります。そんなあまねちゃんの様子を見た双子の兄たちは喜び、安心します。

ちなみに次回予告ですが、そのあまねちゃんの双子の兄たちの誕生日に、フルーツのケーキをつくる話になるようですね。

ということで、やはり今年も「かつて敵の一員だった子が改心して、プリキュアの仲間になる」という展開で、夏を迎えました。ここからしばらくは、キュアフィナーレのおもちゃを売りながら、秋の劇場版映画がはじまるまでの間、4人の関係をつくっていくプリキュアの物語が進むのでしょう。ただその間に夏の甲子園の高校野球が入るので、どういう展開になるのか…。それと、先ほども書いたように、このキュアフィナーレ登場で、プリキュアシリーズは今年度でおわりになるのかどうか。このあたりがとても気になりますね。

では、今日はここでプリキュアの話、終了です。


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