できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

アクセス2万回達成、ありがとうございます。

2010-05-24 17:23:56 | 学問

先ほどこのブログのアクセス回数をチェックしたら、今朝の時点で2万回アクセスを達成していたことがわかりました。2006年9月のこのブログ開設以来、アクセスしてくださったみなさんに、あらためて「ありがとうございます」と、お礼の気持ちを述べさせていただきます。

それから、昨日・おとといと、東京の専修大学神田学舎で行われた公教育計画学会の第二回大会に参加してきました。いわゆる「インクルーシブ教育」関連の研究発表に対して、「コメンテーターをしてほしい」ということだったので、それで参加してきたのですが。

ほんとうは今日あたり、その学会に出ていて感じたことや、あるいは、そこからさらに発展させた考えなどを、このブログで発信したいと思っていました。ですが、ちょっと時間切れ。これから出かけなければいけないところがありますので、ひとまず、今日は2万回アクセス達成のご報告とお礼だけにとどめさせていただきます。

ただ、公教育計画学会に出て率直に感じたのは、「インクルーシブ教育」や「人権教育」についても、あるいは、社会教育・生涯学習施策にしても、「学力」向上をめぐる一連の施策についても、何かにつけて今の新自由主義的教育改革路線の「最前線」が、まさに大阪市内や大阪府内にあるのだということ。その「最前線」である大阪市内・大阪府内において、子ども・若者や保護者、現場教員や社会教育・生涯学習のスタッフ、地元住民や市民などのどんな現実をふまえて、どういう批判的な理解を持ち、どういう理論と運動・政策提案をつくっていくのか・・・・。そこが、「これから先の日本の教育のあり方を、大きく左右するのではないか?」ということ。そのことを痛感しました。

と同時に、学校教育や社会教育・生涯学習、あるいは子どもの人権などについて考えようとする人々が集うなかで、「ミクロレベル」というのか、「現場レベルで、当事者とともにさまざまな課題を共有し、情報発信をしていく人」が、同じく「マクロレベル」というのか、「国家的(場合によればグローバル社会)レベルで政治・経済の動向をふまえてものを考えている人」とが、どのようなテーマを軸に、どのような形で連携して問題解決にあたっていくのか・・・・。そのことのむずかしさと大切さも、昨日・おとといで痛感しました。

ひとまず、今日のところは、この程度までの記述にとどめておきます。今後もこのテーマに関して、何らかの形で情報発信を続けていこうと思います。引き続き、このブログをどうぞよろしくお願いいたします。

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