今朝、ふと思いついたことがあって、インターネットで検索をして調べてみた。
ジェット機に限らず、飛行機は向かい風にむかって滑走・離陸すると、空に向けて上昇する力、つまり揚力を得やすいらしい。飛行機は離陸するとき、「逆風」が吹いてくる方向に機首を向け、その「逆風」をもろに受ける形で滑走し、翼にあるフラップを調整して、機体周囲の気流を揚力を得るほうに向けていく、ということらしい。
あらためていうまでもなく、大阪市の青少年会館条例廃止をめぐる一連の問題は、去年5月の飛鳥会事件以来の一連の「施策見直し」の「逆風」のなかで生じている。当然ながら、大阪市の解放運動や子どもの人権関係の運動関係者や、大阪市の青少年施策、人権施策の行政担当者にも、今までにないほどの重圧がかかっていると思う。そして、施策関連の不祥事の発覚と、それに伴う施策見直しの動きは、京都・奈良や八尾など他の地域にも広がっているし、飛鳥会事件以来の解放運動に対するマイナスイメージは、全国各地の運動関係者を覆っていると思う。
この大きな「逆風」に対して、私たちはどこまで高く、遠く、自らの力で飛んでいくことができるのだろうか。その力を得るために、今の私たちには何が必要なのだろうか・・・・。「逆風」が通り過ぎるのを「待つ」という姿勢ではなくて(「そんなもん、いつ過ぎ去るかわからん」と私は思っている)、この「逆風」のなかでも高く、遠く、自らの力で飛んでいくような、そんな取り組みを私は考えていきたい。
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