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京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

ひとまず、遅れているプリキュアの話(1) 3月24日分

2024-04-10 08:29:09 | プリキュア話

おはようございます。ちょっとすき間の時間をつかって、遅れているプリキュアの話を急いで書いていこうと思います。まずは3月24日放送分のことです。

3月24日の放送分は、転校してきたまゆがはじめて湾岸第二中学校(通称「わんにゃんちゅー」)に登校する際の出来事が主な内容です。当然、引っ込み思案で自分に自信のないまゆですから、冒頭のシーンは緊張と不安でいっぱい。自己紹介がちゃんと言えるかと悩むのですが…。そんなとき、飼い猫のユキに抱き着いて、ほおずりをすると安心する。そんな場面も描かれます。

さて、ユキをなでて落ち着いて登校するまゆを描く一方で、子犬のこむぎ(=キュアワンダフル)を置いて登校するいろは(=キュアフレンディ)の姿も描かれます。いつもふたり(正確にはひとりと一匹ですが)でいっしょ、プリキュアになるときもいっしょですが、学校がはじまるとこむぎは「お留守番」になります。しかし、そこはプリキュアの話。「こむぎも学校に行く、人間の姿に変身する!連れて行って!」と大騒ぎします。ただそれをいろはがなだめて、こむぎを眠らせたあと、いろははさっと学校に向かいます。

登校後の湾岸第二中学校では、いろはと同じクラスになったサトルが出迎えます。願い事がかなう「かがみ石」の前で、サトルが同じクラスになることを願っていたことを思い出して…。いろはは「毎日学校で会えるね」と伝えます。

そんななか、新学期最初のホームルームで、担任の馬場園先生(馬術部の顧問らしいですが)から転校生の紹介があります。もちろん、この転校生はまゆです。ただ緊張して名前がうまくいえず…。自己紹介のときに「猫屋敷まゆ」と自分の名前が言えず、馬場園先生の名前と混じって「ねこばば…」と言ってしまいます。そこで声をかけたのが、いろは。「まゆちゃ~ん!」と呼びかけ、「まゆちゃんの家はプリティホリックというコスメショップやってる。ゆきっていう名の真っ白な猫がいる。まゆちゃんはゆきのことが大好き」と、いろはがまゆのことを詳しく紹介します。するとクラスの生徒たちが「ゆきって猫を見てみたい」など、いろいろとまゆに話かけてきます。そのこともあって、まゆはホッとします。そして、まゆはいろはの隣の席に座ります。休み時間にもまゆのまわりにはほかの生徒たちが集まり、「前の学校はどんなところ?」「プリティホリックってどんなお店」と質問攻めにあいます。友達ができるか不安だったまゆは、今度はおおぜいの生徒にかこまれて質問攻めにあうことに困惑します。

一方、学校に連れて行ってもらえなかったこむぎは、犬から人間の姿に変身して、「いろはを驚かそう」と思って学校に行こうとします。でも、こむぎは「学校ってどこ?」と思います。そこでこむぎは犬の性質を活かして、いろはのにおいで学校までたどりつこうとします。ただ、ここもプリキュアの話です。こむぎは商店街のなかを歩いていると、魚のにおいや肉のにおい、花のにおいなど、お店それぞれのにおいをかいで「たのしい~!」と舞い上がってしまいます。そしてふと「ここはどこなの?」と、自分が迷子になっていることに気付きます。そんなとき、こむぎはプリティホリックを見つけて、そこに猫のゆきがいることに気付きます。ゆきに「あそぼ~」と声をかけたこむぎは、逆にシャーとゆきに威嚇されます。ここから先はワワワーン、シャーと、子犬と猫にもどってじゃれあってしまいます。

お昼休みになると、いろはがまゆに湾岸第二中学校の案内をします。このとき、いろんな部活の生徒から声をかけられることで、いろはがよく部活の助っ人をしていることが描かれます。また、馬、アルパカ、ニワトリなど、この中学校では多様な動物が飼育されていて、生徒たちが世話をしていることも知ります。そして生物部の部屋にいくと、サトルが飼育しているカメにエサを与えている姿も見ます。

そんなとき、学校にガルガルが出現します。こむぎは「ガルガルのいるところへ行けば、いろはに会える!」と思ってかけつけます。こむぎ・いろはのふたりは、学校で変身します。

今度のガルガルは、学校で飼育されている馬のようです。馬のガルガルとふたりのプリキュアは追いかけっこをするのですが、ガルガルは早くてなかなか追いつけません。そこでキュアフレンディがガルガルの上にまたがろうとするのですが、振り落とされてしまいます。

やさしくておだやか、足は速いけど臆病…。そういう馬の性質を知ったうえで、キュアワンダフルはタクトをつかって、キラリンアニマルのライオンの力を借ります。そのライオンの力で少し脅かして動きをとめると、プリキュアたちはガルガルにおいつきます。そこで「ニコガーデンにもどろう」と声をかけ、フレンドリベラーレをつかってガルガルをもとの馬に戻し、ニコガーデンに返します。

ラストの場面ですが、いろはは「こむぎが来てくれて、たすかった」と伝えます。こむぎも「学校に行きたかったワン!」と応じます。一方まゆは、猫のゆきに話かけながら…。「自己紹介がうまくできなかったけど、いろはちゃんが助けてくれた。動物の世話が楽しみ。学校楽しかった。あしたも楽しみ」と、いっしょに夕日を見つめます。こんな感じで、3月24日放送分はおわりました。

この内容からもおわかりのように…。こむぎ・いろはのプリキュア二人がそろってたたかえるようになるためには、子犬のこむぎが人間の姿になって、学校に通っても不思議ではないようになる必要があります。次の3月31日のテーマは、まさにこれ。子犬のこむぎが人間の姿になって、湾岸第二中学校に通うようになる話です。まあ、そこはプリキュアだから、かなり強引な展開で話をすすめるのですが…。ということで、3月24日分の話はここでおわります。

 

 


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