久々に、大阪の学校問題についてのコメントを書いておきます。
今日は日曜日ですが、高校野球中継のためにプリキュアの放送はお休みでしたし…。
さて、下記の記事では、なにやら吉村大阪市長が大阪市の全国学テの結果が低迷していることに対して、「非常に残念だ。最下位であることに、僕が納得できる理由がない。教員の意識が変われば結果は出ると思う。市長の予算権をフルに使って意識改革したい」と憤りを示しているわけですが。
「学力調査結果を教員ボーナスに反映」最下位に大阪市長
8/2(木) 19:34配信(ヤフーニュース(朝日新聞))
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180802-00000097-asahi-soci
もちろん、そのこと自体が大問題で、「これまであなたたち大阪維新の教育改革の結果が、こういう事態を招いているんでしょ!」と反論したくなるわけです。
でも、全国学テの結果が低迷していること憤って見せているものの、「吉村大阪市長には、本気で大阪の子どもたちの学力向上に取り組む意志はない」ということ。
そのことは、吉村市長がその後、ツイッターでつぶやいていることを見ればわかります。
たとえば次のつぶやきを見ると、彼らのホンネは、全国学テの結果低迷をテコにして、公立学校教職員の賃金上昇の抑制、さらにはくび切りしやすい雇用形態の導入を狙っていることが見えてきます。
大阪市の教員の評価の現実。建前、5段階評価だけど、実際は、SとAの2枠で97.5%。1万1162人中、なんと1万886人がここに。これが現実。こんな組織ある?原則、給料は上がり続ける。全部税金。生涯身分保障。子供は社会に出て切磋琢磨を求められる。学力を上げないといけない。https://t.co/5EeEuOH8el
— 吉村洋文(大阪市長) (@hiroyoshimura) 2018年8月4日
出た!維新得意の「論点ずらし」。学力向上が単なる建前とゲロしているようなもの。頭に血が上って教員の給料を下げることだけが目的と自白しちゃってるよ、この人。弁護士としても使いものにならない。 https://t.co/Hv6mefAMHL
— 尾鼻則史@特定社会保険労務士 (@obanano) 2018年8月5日