先ほどは1月8日分のプリキュアのあらすじをまとめましたが、今度は1月15日放送分です。ちなみに余談ですが、1月14日・15日は大学入試共通テストの日。わが娘も高校3年生、受験生なので、共通テストを受験しておりました。各大学での二次試験とあわせて、いい結果が出ることを願っています。
さて、今回の1月15日分は、プリキュアたちの敵・ゴーダッツとの最終決戦の続きです。先週のおわりで、ゴーダッツの攻撃からなんとか逃げだしたマリさん・ブラックペッパー・キュアプレシャスですが…。3人を助けるために、無理してエネルギーをつかった妖精のコメコメが、ぶっ倒れてしまいました。また、ゴーダッツからなぜか攻撃された手下のセクレトルは、今度はここねちゃん(キュアスパイシー)の実家で、「神の舌をもつ料理評論家」のここねちゃんの母親に看病されています。
ゴーダッツのつくったミニスピリットル(ロボット)の力で、料理の王国クッキングダムの王様たちは捕えられ、牢獄に入れられます。また、すべてのレシピッピがゴーダッツに回収され、世界中の料理がなくなります。
そんななか、セクレトルのもつデリシャスストーンを借りて、ゴーダッツを倒そうとマリさんは考えるのですが…。でもセクレトルの石には完成品のような力がないことがわかります。「完璧でないとすべてを失う」というセクレトルですに、「志は高くていいけど、笑顔は忘れないように。自分のしたことと向き合って」とマリさんは言います。
そんなマリさんの言葉を聴いて、なぜかゆいちゃん(キュアプレシャス)が泣きだします。ブラックペッパー=たくみくんも傷ついて倒れた。コメコメも自分のために無理して力尽きた。自分はひどいことをした…。そう言って、ゆいちゃんが泣き出すわけです。
そんなゆいちゃんを励ますために、ここねちゃんたちがサンドイッチをもってきます。なかなか食べようとしないゆいちゃんに、マリさんは「自分にも、自分が嫌いな時期があった」けど「そんなうまくいかなかったときがあるから、今の自分がある。失敗しながら生まれる自信もある」という話をします。それを聴いて、サンドイッチをゆいちゃんは食べるのですが、食べ終わるとまた泣きます
一方、ゆいちゃんたちの暮らすおいしーなタウンでは、全世界の料理はゴーダッツのものになって、人々のまわりからすべての料理が消えます。ゴーダッツは「ジンジャーのまちがいを証明する。後継者に私を選ばなかったことを後悔させる」といって、「仕上げに入る」といいます。
他方「ママがセクレトルとつきあう」というので、ここねちゃんはゆいちゃんのそばに行きます。らんちゃん(=キュアヤムヤム)は、料理があったことだけは思い出せるけど、何の料理だったかがわからない、せめて食材さえあれば…と言います。
そんななか、ゴーダッツは「世界中の料理は私だけのもので、私に従えば最低限、生きるだけの食べ物をあたえる。生きたければ、私に従え」と、全世界の人々に伝えます。また、小型のスピリットルのロボが、おいしーなタウンの人々を攻撃し始めます。
「レシピッピをとりもどそう」と、ここねちゃん、らんちゃんにあまねちゃん(=キュアフィナーレ)が変身します。でも、コメコメが復活していないので、ゆいちゃんは変身できません。そんなゆいちゃんに「レシピボンを取り戻してくるから、笑顔で待っていてほしい」「誰かのためにがんばる心は、無敵」と、3人のプリキュアは伝えます。
3人のプリキュアとマリさんは、ゴーダッツの城に入ります。その上で、マリさんのデリシャスストーンと共鳴するかたちで、ゴーダッツのデリシャスストーンの力を封じ込めます。キュアヤムヤムは「いつもよりもマシマシで、ガッツがでる」といいます。
さて、セクレトルと話し合う機会をもったここねちゃんの母は、「せっかくの神の舌のつくった料理がなくなった…」と悲しむセクレトルに、「私もつくるのは全然ダメなんです」と伝えます。そして「はじめは子どもたちのしていることに、かかわるべきではないと思っていたけど、ここねがあんなに一生懸命、あなたのことを助けようとしていたから…」と伝えます。
そんななかで、ゆいちゃんは体力が回復したたくみくんと出会います。シナモンから譲られたデリシャスストーンが、自分をゴーダッツの攻撃から守ってくれたと伝えます。「謝るなよ、俺こそよねさん(=ゆいちゃんのおばあさん)に謝らないと」という、たくみくん。たくみくんはよねさんに「どうすれば味は間違えないか?」と尋ねたら、よねさんは「私もまちがう。おいしいに正解はない」と。そして「大切な人の笑顔に、答えはある」と、たくみくんはよねさんに言われたことを伝えます。
そのたくみくんの言葉を聴いて、ゆいちゃんは「答えはすぐ見つかった!」と、たくみくんの笑顔を見て言います。「私は、みんなを笑顔をしたい!」と。
そんなとき、ゆいちゃんの両親が「なにか料理をつくりたいけど、何の料理か思い出せない」といいます。「ゆいの友達はいい子ばかりだね。ゆいの名前は、人と人、思いと思いをむすぶ人っていう意味」で、その「思い」のつまった料理をつくりたい…と。両親がそういったとき、「おむすび!!(おにぎり)」と、ゆいちゃんとその両親、たくみくんと、みんながおにぎりのことを思い出します。すると、おにぎりのレシピッピが復活して、ゆいちゃんの両親がおにぎりをつくり、おいしーなタウンの人々に配りはじめます。町中の人たちが、おにぎりを分けて食べ合うなかで、元気を取り戻し始めます。
疲れ切っていた妖精のコメコメも、おにぎりを食べて元気が復活します。「ゆいの笑顔が大好き。おにぎり分けて食べよう」といって、コメコメとおにぎりをいっしょに食べると…。「デリシャスマイル」という言葉がでて、ゆいちゃんが再びキュアプレシャスに変身できるようになります。「お前ならできる。信じている」というたくみくんの声を聴いて、ゆいちゃんは再びキュアプレシャスに変身して、ゴーダッツとの最終決戦に挑みます。そのときに「あなた(ジンジャー)の思い、むすぶから」といって。
・・・ということで、1月15日放送分の内容をまとめました。いよいよ来週1月22日は、ゴーダッツとの最終決戦ですね。おにぎりがどうやら、ジンジャーがかつておいしーなタウンに残していた「装置」で、なにか世界中の料理がピンチになったときに人々を救うものになったようですね。そして、来週の最終決戦のあと、1月29日は新旧引継ぎのプリキュア放送回があって、このシーズンは終わりになりそうです。