2034冊目はこの本。
庄井良信『いのちのケアと育み 臨床教育学のまなざし』(かもがわ出版、2014年)
この本も、基本的には好意的な印象をもって読み終えた。
特に「6 ケアし合うかかわり合い」の部分で、心理学者のワロンの指摘などを紹介しながら、「泣くという行為は人間にとって、他者との絆を生み出すための大切ないとなみだ」(p.90)などと書くあたりは、私が普段「応答的なかかわり」と講演などで言ってきたことと重なるので、とても共感して読んだ。
ただ・・・。ワロンのどの本でこういうことを言っていたのか、ここで出典を明記してほしいところ。参考文献や出典を巻末で一括して表記しているのだけど、そこにもワロンの本は出ていなかったし・・・。
いのちのケアと育み
庄井良信『いのちのケアと育み 臨床教育学のまなざし』(かもがわ出版、2014年)
この本も、基本的には好意的な印象をもって読み終えた。
特に「6 ケアし合うかかわり合い」の部分で、心理学者のワロンの指摘などを紹介しながら、「泣くという行為は人間にとって、他者との絆を生み出すための大切ないとなみだ」(p.90)などと書くあたりは、私が普段「応答的なかかわり」と講演などで言ってきたことと重なるので、とても共感して読んだ。
ただ・・・。ワロンのどの本でこういうことを言っていたのか、ここで出典を明記してほしいところ。参考文献や出典を巻末で一括して表記しているのだけど、そこにもワロンの本は出ていなかったし・・・。
いのちのケアと育み