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京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

今日のぼやき(その1)~ネット学習よりも心身の健康保持、それを大事にしてほしい~

2020-06-09 09:38:55 | 今日のぼやき

このところ毎週月曜日午後に、週1回だけ大学に顔を出すようにしています。

いくら「在宅勤務」でネット経由の「代替授業」を前期中にしていればOKと言われていても、たとえば所属学会の年会費の請求書とか、購読雑誌の定期購読料の請求書(なんか請求書ばかりですが・・・)が研究室に届いていたりして、その諸経費の支払手続きなどは大学で書類をつくり、ハンコを押して担当部署に出さないといけないもので・・・。

ただ、そうやって週1回大学に顔を出すようにすると、その日、少なくとも大学との往復の道中くらいは、否応なく「代替授業」の準備等々、パソコン前から離れることになります。これがどうも、私の心身の健康保持にはとってもいい感じです。

ず~っと朝から晩まで「代替授業」の準備や対応のためにパソコンに向かっていると、本当に心身ともにクタクタになります。授業準備をする私の側もクタクタでしょうけど、ネット経由で送られる各科目の諸課題に対応している学生たちは、きっと、もっと大変でしょう。おそらく「もう、心身ともにまいりそう・・・」という学生が居てもおかしくないだろうなぁって思います。私自身も、ほんと、まいりそうですから。

なので、学生も私も、今は「心身の健康保持」こそ大事にしようねと思って、まずは寝る前にツイッターに下記の文章を書き、それをフェイスブックに手を加えて転載しておきました。そして今朝は、そのツイッターやフェイスブックに書いたことを、あらためてブログに書きました。何かの参考にしてください。

○以下、昨夜寝る前にツイッターとフェイスブックに書いた内容

さっきも書きましたが、今日は結局代替授業の準備を1科目分もしなかった。そのために心身ともに快調。私ですらこうだから、たぶんネット経由で代替授業の課題に追われている学生たちのなかにも、相当「しんどい」状態の学生がいると思う。どうか上手に学生たちも休養日をつくって、休んでほしい。あなたたちの健康が大事。

いつもネット経由で毎回、学生に代替授業の課題を送るときに言うように、「他の科目の課題に追われてしんどいときは、私の科目の課題は後回しにしていい。学期末にまとめてやっていいから」って本気で思う。いまはとにかく、学生たちみんなの心身の健康保持が最優先。

とにかく心身の健康保持ができて、元気な状態が保てたら「そろそろ課題やるか~」って思える日もくる。私もあしたはちゃんと代替授業の用意をする予定。とにかく学生のみなさん、代替授業の課題に追われて、パソコンやスマホに向かいすぎてくたびれたら、一度そこから離れて、しばらく休んでほしい。

と同時に、そういう心身の健康保持の観点や学生・教職員の疲労度への配慮もなく、「ネット授業」を安直に「いいもの」のように持ち上げている一部関係者や、その関係者の声を拾ってすぐ記事等にする報道関係者には、「ええ加減にしろ」と言っておく。

少なくとも私はこの新型コロナ対応という状況下で「しかたなく」ネット環境に適応したかたちで「代替授業」をすすめてる。こういうスタイルが大好きで、やりたくてうずうずしていた連中もいるだろうが、私はそういう人ではないし、そういう連中にうさんくささを感じ、距離を置いてきたタイプです。

なので、私は今後も、学生・子どもや教職員、保護者等ネット配信の授業になじめない人たちに関心を寄せ続けるっとともに、そういうのにすぐに飛びつく人たちのうさんくささには常に距離を置き、「どうすれば極力、疲れ貯めずにネット学習につきあえるか」を考えたいと思います。

○以上でおわり


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