tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

「百花 春到為誰開」を掛けて・・・

2019-04-20 18:49:06 | 自宅稽古

4月20日(土)

春の陽気で何となく気持ちがウキウキとしてまいります。

そんな一日でしたが、ずっと自宅でのお稽古でした。

 

床の間

今週の床の間です。

風炉での最後のお稽古になりました。

 

「百花 春到為誰開」を掛けました。

今は亡き耕月老大師に揮毫していただいた軸です。

老師には、ご縁をいただき何かにつけお願いしては書いていただいておりました。

病床で息を引き取る時に、「これで一巻の終わり・・・」といって逝かれたとうかがっております。

桜前線の北上と共に、野原といわず家々の庭の花までも一斉に咲き始めました。

花々は一体誰のために花開くのでしょう。

 

木五倍子に紺侘助を添えて生けました。

木五倍子も侘助も、自宅では今シーズン最後の花だと思います。

 

お菓子

お菓子は「そら豆」で、この時期になるとよく出てくるお菓子です。

求肥の美味しいお菓子でした。

 

一服

今日も一週間がお終わりました。

何時もの事ながら、ほっとした心休まるひと時を、萩のお茶碗で一服いただきながら楽しんでおります。

 

コメント
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