tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

語尽山雲海月情は・・・

2015-10-10 17:17:58 | 茶の湯

10月10日(土)
午前中の青空も時間を追うごとに雲に覆われております。お天気は下り坂です。
自宅でのお稽古でした。

   

   花

花は、セキヤノアキチョウジ・フジバカマ・サクラタデ・オケラ・キバナノホトトギス・リュウノウギク・タカノハススキノ7種です。
花入が細身の籠ですので、少し多すぎるかも知れませんが、自宅の庭に咲いているすべての花を生けて見ました。

   

   オケラ

どうしてこんな名前が付いたのか??ですが、地味な花ですが、花入れに生けると存在感はあります。
今頃の山道を歩いているとよく見かけると思います。

キク科の多年草で、万葉の昔からウケラと云う名前で詠まれているそうです。

   

   床の間

今日の床の間です。

   

   軸

軸は、「語尽山雲海月情」(語り尽す山雲海月の情)で、「一行物」などの禅語の本をたくさん出しておられる、芳賀幸四郎・如々庵洞然老師の筆です。
親しい者同士、腹の底まで、ありったけを語り合おうと云った意味でしょうか。

一週間が終りました。
ホットした穏やかな気持ちです。
コメント
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