tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

お稽古で楽しむのは・・・

2013-05-11 19:01:08 | 茶の湯
5月11日(土)

朝から曇り勝ちの天気でしたが、やはり昼ごろから降り出しました。

岐阜県では、「長良川鵜飼開き」だそうで、北の方では雪が降っているといったニュースの中、夏の風物詩ともいえる鵜飼いが始まります。
日本も広いなとつくづく感心させられてしまいます。

今日は自宅でのお稽古です。



仕上げた灰形

一昨日に作った灰形が、昨日の稽古中にも気になって仕方がありませんでしたので、今日の稽古前に作り直しました。
久しぶりの灰形作りとは云え1時間半も掛けていては最悪です。

灰を篩いなおして2度目の灰形作りでしたが、今朝は40分も掛からずに出来上がりました。



荒磯の水指、八ツ橋の茶碗を使って

灰形が決まれば点前座も落ち着きまして、5月らしい爽やかな取り合わせでお稽古が始まりました。

水指には水を入れて置きますが、茶碗や棗、そして茶杓などはお点前する人が選んでお稽古に望みますので、人それぞれで見ていて面白いです。



点前座

それでもお稽古の時、何時も不思議に思う事があります。

最初の人が使った茶碗を次の人も使う不思議さは、未だに分らないままです。どうしてだろう?

学校で学生達もそうですので、同じものを使うという真理があるのかも知れません。

お稽古が終っても、小雨が降り続いております。
皆さん車で来ますので濡れる心配はありませんが、やはり着物を着てお稽古に来る人は、帰り支度が大変です。

それでも着物を着て稽古に来る、熱心さに心を打たれます。





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