リラの演奏は、試作のリラから録音するようにしてました。
最初に録音に応じてくれたのが「あさえ」さんでした。
彼女はリラ工房の初期の25弦リラを丁寧に弾いてくれました。
最初から難しい曲も、自分で編曲した曲も、途中で止まることなく、弾いてくれたので、録音はほとんど1回ですみました。
その後、リラも小さな改良を重ね、今のリラになってますが、久しぶりに、過去の録音を聴くと、楽器の音色の進化も感じますが、弾き手によって音色が変わることも分かり、それぞれ輝いていました。
これからも、演奏者の個性を輝かせる楽器を作り続けていきたいと思います。
(あさえさんの10年前の演奏がホームページ「リラ仲間の演奏」で1曲だけ聴けます)