リラハープ工房

古代ギリシャ以来の弦鳴楽器を現代楽器に進化させたリラハープを製作している工房でのできごとをご紹介しています。

新しい弦

2018-09-19 18:31:14 | 調整

この連休から、新しい弦のリラを弾いています。

張ったばかりの弦は、良く響くのですが、音程が下がりやすく、音色もビビったりで、力ある美しい音になるまでは、繰り返し弾きこみ、チューニングも繰り返す必要があります。

これは、弾き手が好む音色に近づけるという作業でもあるので、人任せにはできません。

毎日弾いていると言う、ベテランのリラ(ライアー)奏者も言ってました。

「本当に気に入った音になるまで、ひと月は弾き続けます」

これは、楽器(リラ)にもよるし、個人差もありますが、自分のリラがマイ・リラとなる道のりかもしれません。 

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