角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

子どもと買い物。

2007年02月07日 | 地域の話
今日の草履は、一般綿生地シリーズLサイズ26cm〔3500円〕
青と黄のチェック柄をベースに、ブルーを合わせた配色Ⅱパターンです。爽やかさが出ましたから、比較的お若い男性にいかがでしょう。

先日三女が持ち帰った学年報の話題、見出しに「割合の学習に悪戦苦闘」とあります。記述をご紹介すると‥。

「今、算数では割合の学習をしています。“10%引き”等という表示は普段よく目にしていますが、その量感覚を身につけるのに苦労しています。消費税の5%分の金額を計算してみるなどの経験も、感覚を磨く方法の一つになると思います」

わが家の子育てで、若干の失敗を認めざるを得ないのが、この「買い物」なんです。すぐ近くに妥当な店がないのも原因の一つなんですが、三人娘共に小さい頃、子どもだけで買い物をするという機会を作れずに来ました。

知人でファーストフード店を営む人が言ってました。小学生だけの買い物客が激減してるそうです。たまに来る子どもに、『千円から○○円もらうと、おつりはいくら?』と訊くと、すぐに答えられる子どもは案外少ないそうです。
その人には小学生の孫がいるのですが、お小遣いをあげるときに、『貯金箱に入れないですぐ使って来いっ』って言うんだそうですよ。それはもちろん無駄遣いの勧めじゃなくて、「金銭感覚」と「算数」の勉強なんですね。

私の草履を子どもだけで買いに来ることは、まずないでしょうねぇ。あっ、思い出したっ!
コメント (4)
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