角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

無口な食事。

2007年02月03日 | 地域の話
今日の草履は、一般綿生地シリーズMサイズ23cm〔3000円〕
紺地に青の小花が可愛い綿生地をベースに、緒は定番のエンジにしました。秋田おばこ調の典型例ですね、しっくりきます。

今日は節分、三人娘揃って鎮守神明社の豆まきから帰ってきました。おばさまたちとの壮絶な奪い合いを予想していましたが、どうにかそれなりの収穫があったようです。

2月3日のもうひとつが「恵方巻」。近年は豆まきよりこっちのほうが話題になってますね、わが家も今年で3年目です。すぐ近所に、ジャ○コの惣菜売り場に勤めてる人がいて、1月下旬になると毎年「注文伺い」に寄ってくれます。

海苔巻きそのものは好物のひとつなんですが、あんなに太くする意味はなんでしょう。恵方巻の地元関西では、あんなに太くしないと言ってました。
それも、食べ終わるまで一言も発してはいけないと言うでしょ。家族5人があの太巻きを食べ終わるまで口をきかない姿は、すっごい仲の悪い家族が食事してるみたいに見えますよね。

今年も家族分5本届いたんですが、今晩これから丁内のおじさんたちとの新年会に出掛けてきます。私の分は、明日にでも独りで食べましょうか。独りだけ無口なのは違和感がないでしょう。

あれっ、もしかして今晩の新年会の料理に、太巻きなんか出ないでしょうね。おじさんたち10人が無口に太巻き食ってる姿なんて‥。

コメント (2)
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