ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

昨日の続き

2020年09月18日 | 思い出話

口数が少ないから、大人しそうに見えるのですが、

そうではありません。 したいと思うことは、考えて考えて、実行します。

 

この時もそうでした。

初めは数少ないとはいえ、自動車も通りますし、

ゆっくり走っていましたが、その内に、だんだん勢いをつけて来ました。

 

あっという間に顔面から落ちました。

少ないとは言えおでこと鼻の辺りが血だらけ、

ポトポト地を流しながら、自転車を引きずって帰りました。

 

それを見た母は 「女の子が顔を傷つけるなんて!」 と

自転車の借り賃をくれなくなり、練習再開は出来ませんでした。

 

 

初めは庭の芝生の上で試みましたが、タイヤに撒きついてしにくい。

と言う理由をつけて、再び道路へ。

後如何したのか記憶にありませんが、乗れるようにはなりました。

 

何十年後のことです。

息子たちが前後についてゆらりゆらりとこぎ始めました。

アッと言う間に。乗れるようになりました。

 

神戸の大震災が起こり、西宮の友人宅に、亀裂の入った道路を

自転車で行きました。差し入れの中でも「コーヒ」大好きな彼女が、

喜んだのは、「ポットに入れた温かいコーヒ」でした。

 

それからは、何処に行くのも「自転車の生活」 が始まりました。

 

私は運動神経は駄目なのですが、必要なときは動けるようでした。

 

又、何年かのちに、自転車を乗り回す時代が来ました。

 

そして85歳のバーチャンが乗りたいのです。

でもさすがに、買ってまでとは思いませんから、思うだけです。

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