ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

夏休みの宿題

2007年09月07日 | 気にかかる
              桔 梗
         (皇居東御苑 07-6-26)
    我家の桔梗より品良く咲いていたような・・・
       2.3人の女性が写生をしておられた

水撒きをしていました。塀から見たことのない大きい犬が現れました。「始めてみるな~」ブルドッグのように頬が垂れているがいかつさはない。漫画を見ているような犬・・・。私を一瞥するもスタスタ・・・。手綱の主を見て吃驚、何とホームドクターのかつや先生です。先生は私の家をご存知(姑を自宅看護している時、月曜日の午後往診してくださっていた)だから、先生の方から「おはようございます」と声をかけてくださった。

「おはようございます」と返礼した。後ろに行列が続く。先ずご次男坊(初めてお目にかかる、お母さん似かな?)先生が挨拶されたので、患者さんだと思われたのだろう、此方を見ておられる。私も咄嗟に「この方が先生の跡継ぎさんなんだ・・・」と思う。行列は此処で終わらない、次男さんの手にも綱がある、その先には男の子がやっと座れるぐらいの車の付いた箱?が続く。

その箱の上には男の子が、ちゃんと大五郎よろしくちょこんと乗っている。犬を先頭に親子三代の行列である。黙黙とその行列は去っていった。男三代の仲はこんなものでしょう。一緒に行動してもらえるだけかつや先生お幸せ・・・。

夏休みが終わり、2学期が始まって一週間が過ぎた。宿題の提出も終わっただろう。その宿題を代行する、インターネット上で宿題代行サイトを主宰するのは大阪市内の20代の男性だそうだ。此処には全国の有名大学の生徒が登録している。算数の問題は1問500円、読書感想文は2万円だそうだ。夏休みの工作は5万円、自由研究は2万円だって。高額バイトで月20万も稼ぐ学生が居るそうだ。

これは如何考えればいいのでしょうか。親からの注文が多いそうだが、時には小学生の本人から注文が来る事もあるという。長~い休みの間何をしていたのだろう、親は共稼ぎで、子供は縛られる事のない自由の時間をテレビやゲームで遊んでいたのだろうか。たとえ働いていても休みの日はあるだろう、その時に子供の状態を見てやらなかったのだろうか。専業主婦なら言語道断である。

学歴の高い親が増えているのに、これは如何した事だろう。夏休みには問い合わせが通常の3倍になるという。これは普段の宿題も頼んでいるというわけ?

ゆとり教育とやらで、勉強時間を減らし、遊び癖をつけた結果じゃない。慌てて少し調節するようだけれど、週に1時間増えるだけなんだよ。こんなの変化なしも同じだわ。何も難しい事を詰め込めというんじゃないの、本当に基本的なことを落ちこぼれないようにしてあげたいのよ。

「円周率=3.14」を子供が計算し易いように「3」にするなんて馬鹿な事をやめて、ゆっくり計算できる時間を与えてあげたい。そして「計算機」を持参してもいいなんて言わないで、自分で筆算できるようにしてやって。「計算機」で直ぐ答えを出したのでは、何故そうなるのかと言う過程を飛ばすことになるよね。小学生の計算の範囲なんて知れている、大人に成っても必要な計算範囲じゃないですか。何を考えてこんな事になったのかしら。

小学生には「英語」じゃなく「日本語」を教えて欲しいわ。文章を読み解く力が無いと、英語だって上手くいかないよ。仕事で「英語」が必要な日本人は人口の何%?仕事に必要と言うか、したい仕事に英語が必要となれば、その時は自分で勉強するよ。母国語あってこその外国語じゃない?

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