ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

ホームレス中学生

2007年10月31日 | 読みました
            ハロウイーン
        去年のディズニーランドです
         お姫様 魔女 アリス等
    色々のコスチュームを着て楽しんでいました

今日はハロウイーン、去年ディズニーランドのハロウイーンに行きました。あちこちに南瓜のお化けがいて、来園者も色々のコスチュームに身を包んで楽しんでいました。皆が真っ黒い服に黒い尖がり帽子、魔女の団体さんを見た時は笑ってしまいました。こんなツアーもあるんだわ。皆で化ければ恥かしくない・・・って事でしょうか。

昨日は来年の手帳を色々探しましたが、日曜日から始まる手帳は断念しました。小さな手帳一つだけ、日曜日からの手帳を見つけたのですが、あまりに書き込み部分が小さくて、目が悪くなっているのにと思い、諦めて可愛い手帳を買いました。

          ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

         ホームレス中学生   田村 裕

NHKでこの本を取り上げていました。休日になると、田村君がホームレスになり寝泊りした公園が名所のようになり子供連れが訪れて、写真を撮っていると言うような話をしていました。読んでみたいと思いました。その話をすると主人がジムの帰りに買ってきてくれました。その夜、私は「真夜中の鑑賞会」に行ったものですから、主人は2時まで掛かって一気に読み上げたそうです。

昨日私も神戸の本屋さんを覗いてみました。一番目に付くところに、ド~ンと、又隅にもド~ンと1店舗の最前列に2ヵ所まで積み上げてありました。その上に私の本の帯は「やなせたかし」さんなのに、神戸の本は麻生太郎さんの推薦に変わっていました。増刷された分だと思います、セレブの世界に育った麻生さん、この本を読んで如何感じられたのでしょう。

今日、田村君がテレビで対談番組に出ていたそうです。朝からテレビを見る事が無い主人がテレビの前に座っているので「なんか見るん?」と聞くと「あの本の子が出るねん」と見ていたようです。

ジムから帰って聞いてみまっすと「お父さんも見つかったらしい。家を買ってあげるんやって」「今日現在で80万部売れてるそうや」「テレビや映画化の引き合いが来ているらしいで~」と言っていました。どんな映画になるんでしょう。見にいくで~。其れよりまず「麒麟」の漫才を見に行こう。

読み初めから、「うう~」「ああ~」とウルウルと読みました。読み終わった時には涙が流れました。私自身苦労をしたと思っていましたが、私の苦労等苦労をしたとは言えないことを知りました。彼と私の共通点と言えば、周りの人に助けられた。いい人との出会いがあり、世間の言う悪い道に行かずに済んだと言うことです。

中学二年の13才の時、父親の「解散」という言葉で、差し押さえられた家に帰れなくてホームレスになった。兄姉と離れ1人この公園で暮らす。その時のこと、鳩に餌をやりに来たお祖父さんのパンの耳を貰って食べた事。ダンボールも食べてみた事など、どうにもひもじくて、親友に「ごはんくわしてもらわれへんかな~」と頼む、親友の親の呼びかけで幾人かの人の計らいで、兄弟一緒に住める事になった。生活保護も受けた。周りの人の善意に支えられた。でももし田村君が性格の悪い子だったら、助けてくれなかっただろう。人に好かれる子に育てたお母さんが素晴らしい。田村君は今も「この母を恋う」。

田村君恥を忍んで親友に現状を打ち明けた。そこから、人の温かさを貰う道に入る。心を開く大切さが随所に出てくる。まだ28歳、幸せになってほしい。
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