鏡の背面 篠田 節子
この本も又私には難しいものでした。 分厚い本です。それは良いのです、
私は分厚い本が好きなんですから。
2/3ぐらいからなんとなく理解できるようになりました。
小説の形が昔と違ってきたのか? と言うことを感じます。
他人に生まれ変われるものだろうか?
二人の女性が出てきて、一人は死に、もう一人生きている方が、
死んだ人になろうとする。たとえば、加害者が死人に入れ替わろうとする。
何のために? これも分からない。そこが小説?
読書感想文を読まして頂くと、その方達は理解できているようです。
でもやっぱり読書は止められません。自信をなくしながらも、出来るようになると、
信じて読み続けます。
(第3430回)