ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

100円の杖

2007年11月17日 | 今日この頃
              秋の色
          (大井戸公園入り口)
       尼崎も そこ此処に秋が見えます
    阪急武庫之荘駅の桜葉も赤く燃えていました

10日ぶりにジムに行きました。普段ならなんでもない30分の歩きが、着いた途端に「あ~疲れた」何で? 寒さの到来で血圧が上がり気味、だのに薬を飲むのを今日も忘れたのです。何時もなら、朝食後に直ぐ飲むのですが、今は風邪薬を優先しているものですから、朝一回きりの高血圧の薬を少し時間を置いてから飲もうとするので、ついつい忘れてしまうのです。

色んな薬を一度に飲んでもいいと言われますが、別の病気に効く薬が、どうして夫々の部分にだけ効くのでしょうね。沢山の種類なら大変かもしれませんが、風邪薬と血圧の2種類なら、一緒に飲むより、時間を置いて別々に飲んだほうが利くような気がするんですが、効き目は同じなんでしょうか?

疲れを感じたものですから、予定を切り替えて、サウナで身体を温めるだけにしようと決めました。サウナには先客が1人おられました。顔なじみです。サウナにも杖を突いて入って居られます。杖を頼りの身になっても(その頃には家から5分と掛からない駅ビルのジムに変わっていると思いますが)ジムに通う気力が私にあるだろうか?と彼女は強い人なんだろうと思います。

「これ触ってみて」と私に杖を差し出しました。身体を支えるものですから、軽いのですが、それでも適当な重さは感じます。「熱くなってますね」彼女の意図が解らぬまま私は答えました。「100円なんよ」「えっ!これが?100円ショップで?」「そうなんよ。見えないでしょう。友達はグリップの所がメノウので50,000円のを持っているの、でもそんな高いもの失ったら悔しいでしょう、良く忘れるのよね」杖を頼りに歩いておられるのに、忘れるかな~?と思いつつ話を聞く。

「模様のついたのがあるでしょう」「ええ、時々持っておられる人を見かけるようになりましたね」「アレは10,000円前後なんよ」「アレは服との調和も考えなければならないから、本数がいりますね」「勿体無いから、この100円ので充分なんよ、弟がね、外出する時『杖持った』と言わないで『姉さん、100円持った』って言うのよ」と笑いながら、言うだけの事を言うと100円を突いて出て行かれました。

100円とはとても見えませんよ。100円ショップでも直ぐ売り切れると言っておられました。私も100円の杖でいいわと思いましたが、そうならない様に身体を動かしているんです。たった10日間、身体を動かさないだけでも、なまっていると感じます。でも年を取りますと毎日はしなくてもいいそうで、週に3回ぐらいが一番いいと言われます。

「一日1万歩」と言われていますが、腰や膝に故障がある人はそんなに歩かない方がいいそうです。「歩け」と言うのは何処も故障のない人向けの掛け声であって、故障のある人は、無理をしてはいけないそうです。故障のない部分を動かせばいいという事です。

「歩く」は全身運動だと言われますが、前後に大きく腕を振りながら歩くようにとも言われますが、余り腕を振って歩いている人は見かけませんね。歩いていても上半身は運動不足だと思います、何時も下がっている腕を上に上げたり、上体を後ろにそらしたり、左右に曲げたりの運動をしないと体の筋肉は硬くなるように思います。どんなに運動しても動きが鈍るのは仕方がありませんが、後退する運動力の進度を少しでも遅らせたいと、運動嫌いなのにジム通いです。
                            (560回)
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 読むという事 | トップ | 夫婦別姓 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (いっさ)
2007-11-18 11:12:16
5キロほどの距離を二人で歩いてきました。今までは離れて歩くことが多かったのですが、この頃はおしゃべりしながらになってきました。体力が近づいてきたのでしょうか?
返信する
Unknown (ちっち)
2007-11-18 22:44:51
健康と信頼感の積み重ね、良いですね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

今日この頃」カテゴリの最新記事