ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

遍路  (93回)

2010年04月11日 | 思い出話
          平成15年11月16日  (日曜日)
             第83番札所 一宮寺   


       距離:23K  一宮寺 … 屋島寺  …  ささや旅館  (1)


11月16日07:31  ひろあき  (発)

道を間違えて10Kオーバー、さすがの私たちも宿では腰をかがめてヨチヨチ歩きだのにお遍路姿になるとしゃきっと
するのが、お遍路の不思議。

09:02  藤井さん  (受)
昨夜の雨で流されたのかな?すがすがしい秋晴れです。紅葉綺麗でしょうね、秋の四国が懐かしい。楽しいお参り
でありますように。

09:56  わださん  (発)
海外の四国からで~す。貴女の携帯が海外から受信するのは初めてでしょう?蜜柑がたわわです。鬼無にいます。
駅前旅館で、始発電車に目を覚ましました。

11:09  わださん  (受)
初めてです。今日はお天気もよく順調に歩みを進めていらっしゃるのでしょう。予定が大分延びましたね。今後のお
天気を祈っています。お体に気をつけてね。


                皆さんこのように親切に道を教えてくださいます

2・3軒離れたところに同じ「百々家」があって、おばあさん10人ぐらいのグル
ープを自家用バスで送っていくのに出くわしました。こちらは遍路宿ではなく、
普通の宿のようでした。

女将さんは遍路宿の方には始めに顔出しして「明日の時間…」だけ聞いて、
それから顔を見なかったのは「普通の宿」の方に行っていたからだろうと納得
がいきました。

2時間あまりで
第83番札所 一宮寺に着きました。このお寺も私にとって印
象の浅いものでした。(その割りに写真は撮っております)手洗い場の蛇口が
お大師さんのお姿で、合わされた手の間から水が出ているのが珍しい、とい
うか始めて見ました。遍路のはじめ、蛇口は色々あるものと思い、それを写
真に撮ろうとしたのですが、何処も同じ「龍」なので止めてしまいました。
 



             




             ↑  本堂              ↓   太子堂

                    太子堂の吊り灯篭が有名


納経所で次の屋島寺への道を訊ねますと、地図が用意されていて、丁寧に教
えてくださいました。ここより16K先なので、「栗林公園」を目指して歩くことに
しました。

スーパーの前を通りかかった時、女性が話しかけてこられました。「歩いている
んですか?私も歩きたい気はあるのですよ。でもなかなかね~。私いま、関西
にバスツアーでいているのよ。西国33ヶ寺…」「観音さんですね。私たちは地
元なのにまだ行っていないのです(今思えば、それこそ、自動車遍路で半分ぐ
らい廻っていました)おかしいですね。四国の人が関西に行き、関西の私が四
国に来て!」私たちは大笑いをしました。

しばらく歩いて栗林公園との分かれ道に来たとき「どこかにうどん屋さんでも無
いかしらね~、さっきの女の人に聞けばよかったね」と話していると、丁度子供
連れの男性が信号待ちしていたので「この辺にうどん屋さんはありませんか?」
「ついそこにおいしいうどんやさんがあるのですが、今日は日曜日なのでお休み
なんです。後は栗林公園の前に観光客用のお店がありますが…」観光客用とい
うのが嫌な気がしたのですが、そこしかないというので、行くことにしました。


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