ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

火鉢

2016年12月12日 | 今日この頃



「火鉢」をしっておられる方も少なくなったのではないでしょうか。まし
てや「火鉢が我家にある」という方はごくごく稀ではないでしょうか。

昨日の早朝、新しくなった我家を写真に取ろうと、家の周り、ちょっと
離れた所にある5階建てのマンションの最上階から我家を写そうとカ
メラを持って出かけました。

今のマンションは、入り口がひとつで色々な方法で、やっと入れるとい
うものですが、ここのマンションは50年ぐらい前の古いものですから、
階段を上がって各階の部屋の前が通りになっているというものですか
ら、私が5階まで上っても、住んでいる方に迷惑がかかるということは
ないのです。

写真を撮り終えて、帰り道、体の冷えはあまり感じなかったのですが、
指先が痛いほど冷えていました。両手をこすり合わせたりしながら、冷
え切って冷たい指を見ていて「火鉢」を思い出したのです。

火鉢は普通は瀬戸物でその中には「灰」がいれてあって、「五徳」が埋
め込んであります。その中に熾した炭を入れて、冷たい指先をあぶり
暖をとるのです。お正月には五徳の上に網を載せて、お餅も焼くのです。


    

    

これが瀬戸物の火鉢です。庭にほり出してあるので、ちょっと汚れて
いますけれど、なんともいえないいい色でしょう。

これは大きくて4.5人で囲むことができます。先に書いた、お餅を焼く
のはこのタイプです。これは私が嫁いで来た時は未だ現役でしたよ。
「石油ストーブ」に代わるまでね。

私は「メダカ」を泳がせたいのですが、主人は「鉢カバー」といいま
す。

    

    

これは金属でできていて、上の瀬戸物から比べると3~4分の1の小
さいものです。

「手あぶり」と言いましたね。火鉢とは言わないと思います。一人用、
お客さま用じゃないでしょうか。押入れの天袋に木箱に入って一対で
あったのですが、今では「鉢カバー」として使っています。良いでしょ
う?

     


コメント
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