「さくら草」 尼崎・武庫之荘の町角で 図書館の帰り道 (14-3-18)
今日は一日中雨でしたね~。早くに買い物に出て、まず、本屋さんに行き、旅
行の本を、買いました。写真が綺麗ですから、紙がいいのでしょう、づっしりと
重かったです。午後からは、其の本を見て過ごしました。
安倍さん、時々おかしな事をするのよね~。日米韓首脳会議(あれでも、首脳
会議ですか?)横並びで、目も合わせず。
何故、韓国語で話しかけるの? いらんことして! 韓国の新聞が「下手な韓
国語」って、書いたそうですが、なんだかおもねているような気がして、嫌~な
気持ちでした。止めてくださいね、あんなことは!
襲名犯 竹吉 優輔
第59回江戸川乱歩少受賞作 だそうです。今の新しい傾向といいますか(犯
人側の動きの描写もはいっている)昔の傾向とと違うので、少し、抵抗があり
ます。
過って「ブージャム」という殺人犯がいました。其の犯行にというか、殺人犯に
憧れ?て、同じやり方で、犯罪を重ねて、自分も「ブージャム」を名乗る、即ち
『襲名』するというお話です。
主人公は市立図書館の職員です。それゆえに、図書館のお仕事の描写があ
り、お世話になっている図書館ですが、其の仕事の内容は知りませんでした
から、「へ~、へえ~」と、一人うなずきながら読んでおります。時々考えてい
ました「私が死んだら、今借りている本はどうなるのだろうか?」 其の答えが、
書かれていました。
図書館では毎月、住民票を他市に移した人間、死亡した人間の一覧を市役
所から渡される。一覧に載った全員を検索し、図書カードを持っている人間
のデータを削除する。資料を借りたまま他市に転出した人間には、督促状を
新住所に送る。同じく、資料を借りたまま亡くなった利用者には、日を置いて、
家族に連絡を取り、哀悼の意を述べた上で、図書の返却が可能ならば返却
を頼み、見当たらないならば返却の必要の無い事を告げる。
もう一人、女の主役は、図書館員の同級生で、憧れの人、今は警察官。彼女
も「襲名犯」の事件に携わっている。ここ警察の組織でも知らない言葉を知り
ました。
「止揚(しよう)作業」= 止揚作業は、事件の書記にはあらゆる可能性を把握
した上で、自分たちのポジションを確認する意味合いを持つが、事件が最終局
面に近づくと、それは一つの回答を示すことになる。可能性、証拠品、様々な
証言から、それらを繋ぎ合わせて、一つの回答を導き出すのだ。この止揚作
業は、何度でも行われる。
また新しい事を覚えました。ただ、すぐ忘れてしまうのが、難点ですが…。
☆ 明日お休みします