「木蓮」 尼崎の町角で (11-4-5)
やっと「子ども手当て」廃案が決まりましたね。先の国会で共産党と社民党の協力
を得て、「つなぎ法案」とやらで9月までの支給が決まりました。その理由が元の
児童手当に戻すのに時間がかかり、空白を作るからと言う理由でした。
「子ども手当て」は時限立法です、何時中断されるか分からないのです。元の児童
手当のデーターを保存していないのでしょうか? コンピューターの時代です。クリ
ック一つで元に戻れると私は考えます。「つなぎ法案」など必要ないと思っていまし
た。
このことで共産党への見方も変わりました。私は元は共産党員といえば、貧しい世
界から、歯を食いしばって自力で這い上がってきた人の集まりだと思っていました。
「やれば出来る」と言う考えの持ち主達だと思っていました。だのに、「子ども手当
て」の「つなぎ法案」に賛成して、「親」を甘えさせ、ありえない「平等」をもっともらし
く信じさせようとしました。志位さん! なんだか変ですよ! 共産党ってそんな
主義主張でした? あいまいな今のままでは、ますます人心は離れてゆきますよ!
民社党は、何故今の時期に廃止を決めたのでしょう? やっぱり「選挙」の為です
か?「つなぎ法案」まで作って、選挙民をつなぎとめようとしたのに、「子ども手当
て」と言う鼻薬は効かずに、惨敗でした。お金ばら撒いても、効果なしなら、やめ
とこかですか? やっぱり票欲しさのバラマキだったのですね。ま~止めてくれた
のですから、いいとしましょうか。ずいぶん無駄な授業料でしたが…、これで、自
分の子は自分の収入で育てる覚悟が、親に出来ました。良かった良かった!
「いちはつ」