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ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

あこがれ

2019年12月16日 | 読みました

ごめんなさいね。文字がゆがんでしまって。

一生懸命ゆがみを直そうとしてるのですが、

まっすぐならないのです。

 

あこがれは中学時代かしら…。

その男の子は酒屋さんの息子で、1年上級生だったと思う、

背が高くて、美男子と言うより、可愛い感じだった。

勉強もよく出来たのか、生徒会長で、いつも教壇で指揮していた。

その当時の仲良しのカヨチャンが憧れて、

見るだけでいいというので、家の前を通るのを付き合った。

同性にも人気なのか、いつも男子に囲まれていた。

その光景はよく覚えているけれど、肝心の顔は覚えていない。

 

ネットだけの付き合いで、事件を起こしているけれど、

行動の出た男子もだけれど、受けて立った女子も責任はあると思う。

結婚にまで発展した人達も居るようですが、

結果を早めないで、よく付き合って、行動して欲しい。

 

私の記憶の中での「憧れ」は今の旦那かな~?

20歳前後だったっけ、同じ会社の仲間だったよ。

60年前は主人も私も若くて「愛」だ「恋」だという時代だったのね。

60年も続いているよ、長男が来年は「還暦」だものね。

もう少し、丈夫で、仲良く、長生きしたいな~…!

 

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船を編む

2019年12月09日 | 読みました

 

            船を編む     三浦しをん

 

この頃、ほんの題名を理解することが困難になったようです。

 

この本もしかりです。

 

2012年に「本屋大賞」を受賞していたなんて、知りませんでした。

主人公は「馬諦=まじめ」 勤め先の会社が「大渡会=だいとかい」

という、「玄武学習口語辞典」を出版している会社です。

 

「まじめ」は名前の通り大真面目な人物です。

 

辞書は言葉の海を渡る船だ

「大渡会」のように大きな辞書の場合、校正刷りのやりとりは初稿から

五稿まで、最低でも5回は繰り返される。もっと大きな辞書ならば

10回は繰り返される。

 

刊行のときは、勿論最善のものを世に送ろうとしているが、

どうしても心残りがあるし、その時点ですでに次の改訂に向けた課題もみえている。

刊行と同時にどんな指導や批判がくるかと思うと、嬉しいどころか恐ろしくすら思う

 

と言うことで、辞書造りがそんなにたいへんなものだとは気づきませんでした。

その仕事は大変でしょうが、反面、やりがいのある仕事ですね。

 

今は分からないことがあると「パソコン」で済ませますので、

辞書は長い間手にとっていない気もいたします。

辞書の小さな字が読みづらくなったということもありますね。

 

なんといっても辞書は、正しい日本語の元ですから、

これから育ち行く若者のために、頑張っていただきたいと思います。

 

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錨を上げよ 1  2  3  4

2019年12月04日 | 読みました

 

 

 

 

 

 百田さんが、小説家になる前に書いたものだそうです。

すごいね~。

小品を書いて、人気が出だし、記者に

「何か書いたものはありませんか?」 と聞かれ、

この小説を思い出し、家中探して、天井裏にほり込んでいた

これを見つけ出し、手直しして見せたとか。

 

あまりにも長編過ぎて「ハードカバー」には出来ず、

初めから「文庫本」だそうです。

 

百田さんは「もう小説家は止めた」と言っていますが、

書くのではないでしょうか、楽しみに待っています。

今までにも、2度ばかり公言したそうですから、

2度あることは3度あるですよ。

首を長くして待っていますよ。

 

 

 

 

 

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満願

2019年11月26日 | 読みました

 

 

              満願   米澤 穂信

 

勿論、この方のものを読むのも初めてです。

「満願」のことが新聞評に載っていたと思うのです。

山本周五郎賞と言う文字に引かれて買ったと思います。

本を買うときは、それまでに「欲しい」「気になる」

と書き留めておいた本を一括買う癖があるので、

時々私にとっては「なに? これ!」と言う本を買ってしまいます。

勿論、本が悪いのではなく、私のミスですよ。

 

 

長編かと思いきや、6篇もので、「満願」は最後に載っていました。

私は考え考え読む長編が好きなのです。

あっという間に終わる「短編」は苦手です。

考え半ばに終わってしまうのです。

 

近頃はあまりにも新しい人がどんどん出てくるので、困ります。

その人の他の作品を読みたいと思っても、

平積みされて居るのは、新しい作家の代表作です。

買いに行く本屋を間違っているのかしら?

 

読みたい本がどんどん出ることは嬉しいことでもありますから、

文句を言うのは止めましょうか。

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奇跡の四国遍路

2019年11月19日 | 読みました

 

 

                  奇跡の四国遍路  黛 まどか

 

まどかさんと私の違いは、彼女は「通しうち」一度に88箇所をまわったが、

私は4回に分けて長期天気予報をにらんで、日にちを決めたので、

彼女のように「雨の日」に当たることはありませんでした。

確か1回きりでした。

 

「奇跡」と言う言葉の意味を探し出すことは出来ませんでした。

 

遍路の終わりの方に、アスファルトの大きな道でした。

何処からともなく「犬」が現われて、

しばらくの間、私たちの前を歩き、時々気遣うように私たちを振り返り振り返り、

先導するように歩いていたのは彼女の時と同じでした。

でも、まどかさんは私たちの何十年も後に歩かれているので、同じ犬ではないでしょう。

犬同士の間で、引継ぎが行われているのでしょうか?

何はともあれ、一人旅に生き物の気配は、嬉しいものです。

 

「皆さん一度は!」 と薦めておられますか、時間的にも金銭的にも、年齢的にも、

出来心で出来ることではありません。

 

遍路が出来るのは「弘法さんのお勧めの人」といわれることがあるようですが、

私はその言葉を信じております。

「遍路」に憧れる淡い気持ちはありましたが、自分が歩くとは思っていませんでした。

 

遍路を終えた帰りの船から投身自殺された方の新聞記事に触発された気がします。

 

いろんな方に出会いましたが、一人の若者が記憶に残っております。

その時の卒業生で、就職先も決まり、東京に住むことになる前に、

遍路に来たということでした。

彼は若いですし、気候も良い時期ですので、「野宿」が主、食べ物は

「お接待」といっていたように思います。

 

もう彼も50代前後と思うのですが、どんな人生で、

「遍路」が彼の生き方にどのようにかかわったか、知りたい気もします。

波風が立つことがあっても、人生そのものは幸せであって欲しいです。

 

 

 

 

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鏡の背面

2019年11月12日 | 読みました

 

この方の作品が好きで、買って読んだのですが。

今までの作風と違っていたように思います。

読むことは読んだのですが、頭の中は「うつろ」です。

 

あまりにも変化が早すぎて、理解できませんでした。

作者名を見ただけで、内容は確かめないで、買ったと思います。

 

図書館で借りると2週間で、読みきれません。

それで買うことにしたのですが、

なにから選んだかと言うと、「今週一番読まれている本」だと思います。

 

これからは、内容もパラパラでいいから、確かめて、買ったほうがいいなと思いました。

 

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「日本国紀」の天皇論

2019年11月05日 | 読みました

 

「日本国紀」を読みましたので、その中の「天皇」についての説明かなと

思い、買いました。

 

百田さんと有本さんの対談を本にしたものです。

真相深入り「虎ノ門ニュース」での対談です。

月曜日から金曜日まで朝8時から10時までの2時間です。

私は録画しているので、たいがい夜見ます。

見てない方は一度ごらんになったらいいと思いますよ。

きっとお気に入ると思いますよ。

司会は居島一平さんで、対談相手は曜日ごとに毎日替わります。

 

私にとって「天皇さま」といえば昭和天皇さまです。

平成天皇さまも令和天皇さまもなんだかまだまだピンと来ないのです。

令和天皇さまはまだ日が浅いので、仕方がないと思いますが、

平成の天皇さまは30年のお人です、でもでもなんです。

やはり自分の生まれた時の天皇さまが身近に?感じるのでしょうか?

それに、息子達も昭和ですしね。

孫は平成ですよ。上の子は平成になって5日目に生まれました。

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長いお別れ

2019年10月24日 | 読みました

「二度童」(にどわらし)=人間は年を取ると又童(子供)に帰るという。

 

三人の孫娘の祖父のお話。

 

読みながら私は自分の祖父のことを思い出していた。

母がお店をやっていたので、私はいつも祖父といた。

若い頃、お相撲さんだったというだけあって、

大きな人だった。いつも着物でした。

寒い時期はいつもマントを着ていて、

私はその中にすっぽりと入っていました。

 

大好きなおじいちゃんだった事は、

その祖父の年齢を超えた今でも思いは変わらない。

 

しかし祖父は私のことを何と呼んでいたのだろうか?

どんな声だったのか、何も覚えていない。

ただただ「大好きだった」と覚えています。

 

私たちは孫と同居をしていませんし、

もう成年に達していますから、

「大好き」と言う感情はなく、単に自分の父の両親でしょう。

一寸寂しい気もしますが、

毎週来ていたので、小さいときの思い出が沢山あるので、

それで我慢しましょう。

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百花

2019年10月21日 | 読みました

 

                百花   川村元気 

 

悲しい本でした。

読んだことを後悔もしました。

 

「認知症」の母親をそばで見守る息子のお話。

私と年齢的にも同じ母親、

初めは「もしや?」と自分自身に問う。

 

母親の悲しい変化を見つめる息子の立場、

病に冒される母親。どちらになっても辛い。

 

この筋の本は読まないと決めていたのに、

何故? 買ったの?

自分の気持ちを沈ませる物語は読まないと、

決めているのに…。

 

本文の後半に、「日本遥かなり」の話が出てきました。

この本も読みました。 

 

今でも和歌山県とトルコはこのご縁でつながっているというお話です。

悲しいけれど実話です。

悲しみととらえるより、人情の有難さを喜ぶべきでしょうか。

 

 

 

 

  

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奇跡の四国遍路

2019年10月07日 | 読みました

 

 

 

 

 本の題名の意味が、とうとう分かりませんでした。

「奇跡?」って書かれたのは何処を指しているのでしょう?

私には、普通の遍路としか思えません。

 

私の経験した「遍路」から20年も経つてしまいましたが、

本文に、地名が出てくるたびに、懐かしさを覚えました。

 

「竹の花が咲いていますよ」と教えられて、ご親切に連れていって下さり

「竹の花」を見ました。よくは憶えていませんが、

小さな花だったと思います。

そのとき「竹はね、花を咲かせると枯れてしまうのですよ。」

小さな花が群れて咲いていました。あの木は枯れたのでしょうね。

でも20年も経っていますから、こぼれた種が

竹になっていると思っています。

 

何処からともなく現われた「犬」についても書かれていました。

私達もそうだったのです。

そばには寄ってこないのですが、自分が先に立ち、

後を振り向いて、私たちが来てるかどうか確かめて、

又歩き出すのです。どのくらいの時間だったかは記憶にないのですが、

何時の間にかいなくなっていました。

私たちが、迷うと思って、道案内してくれたのでしょうか。

でも作者のお年を考えれば、何代か違う犬でしょう。

世襲制? そう思えばすごいことですね。 

 

 

私が「歩き遍路」をした時代と今は変わっているのでしょうね。

もう一度、歩きたいという気持ちはありますが、

平地ならまだしも、山道は到底登れません。

「還暦記念」とはいえ、行っておいてよかったな~と

つくづく思います。

 

 

山中で、たった、一輪のスミレが、ポツンと咲いていたのを思い出します。

まどかさんも一輪のすみれを見られたようですね。

たった一輪、どんな経過をへて、ここに根を下ろしで咲いているのでしょうか。

ヘトヘトの体でしたが、おもわづ走りより、そ~っと触りました。

忘れえぬ思い出です。

 

 

 

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