「神戸」 この字を見て、嬉しさに飛び上がりそうになりました。
「わが故郷・神戸」が本に、それも題名にはっきりと!
こんなに嬉しいことはありません。
初めの方で、私の、住んでいた 「元町」 が出てきました。
喜びました。
表紙も 「トーアロード」 です。小さいとき、人通りを眺めて、
遊んだ、子どもにしては広い道幅の道です。
家が移転したのですが、私は5年生から校区外小学校に通って居ましたから、
下校すると友達が居ませんかし、一人でトーアロードは
すぐ目の前でしたので、人通りを眺めたりしていました。
外人さんの多かったですよ。
あまり日本人の奥様は通らなかったように思います。
それが良かったのでしょうね。
歩き方からして違う、がいじんさんを惚れ惚れと
飽きずに毎日眺めていましたね。
でも、読み進むうちに、望みと異なることに気づきました。
私の読みたかったトーアロウドの世界ではなく、
そこに住んでいる主人公の心の動きだったのです。
初めの1~2ページだけですが、神戸の思い出を、おもいだしました。
読んでよかったと思っています。