こんにちは。
この1週間の間に、寝室、浴室、車のヘッドライトと立て続けに電球が切れてしまった。
部屋の電球はスペアを常備していたので困ることはなかったのですが、自動車のヘッドライトはバルブを交換すれば済むタイプのものではなく、ヘッドライトそのものを交換するタイプのものであり、またその車は毎日の通勤にも使っているのですぐに交換と言うわけにいかず、5日間くらい片目走行になっている。
片目では危ないのでフォグランプをも点けてしのいでいるが、幸いスペアがあるので明日交換することにしました。
今日は音楽ではなく車の話題にします。
冬になってからでしょうか。通勤のために車を駐車場から出して、5分くらいして2つ目の交差点の信号を過ぎたあたりから、発進後、加速するためにシフトレバーを2速してアクセルを踏むと一瞬急に失速し、すぐにまた加速するという現象が繰り返し起きるようになりました。
初めのころはこの現象も1、2回現れるだけだったので特に気にもせずそのままにしていました。
ところが日増しにその現象が頻繁に現れるようになり、1週間前には、ちょっとやばいな、というくらいにまでなっていたので、何とか直す手立てを考える必要に迫られました。
整備工場に診てもらおうとも思ったが、お金を取られるし、今のところ何とか走ることもできるのでしばらく我慢して、原因を見つけることにしました。
実はこの加速時の息継ぎ現象、以前にも2回経験しています。
1度目は、今の車の前の車に載っていた時で、加速時に息継ぎするだけではなく、信号待ちなどの停車時のアインドリングしている時でもエンジンが止まってしまうので、恐ろしい思いをしました。信号待ちのときにエンジンが止まってしまわないように、ギアをニュートラルにして、アクセルを小刻みに吹かし、信号が青になったらいっきにクラッチを繋いで発進するということをやっていました。信号待ちで前の車が私がアクセルふかす音にあおられて怖かったのか、信号が青になった瞬間に凄いスピードで発進していきましたね。
この時の息継ぎの原因ですが、この車は燃料噴射装置が機械式のキャブレターというものだったので、ガソリンタンクの中の錆がこのキャブレターに燃料と一緒に送り込まれて、錆がキャブレターのジェット(燃料をエンジンに噴射する小さな穴のあいた部品)を詰まらせてしまったことです。
ガソリンタンクの中のガソリンが減ってくると空間ができるので、結露が発生し、結露による水がガソリンタンクの底に溜まって、タンクを錆び付かせてしまったんですね。
こうなるとキャブレターを清掃して錆を取り除いても、またこの症状が現れ、2回キャブレターを清掃した後で結局はガソリンタンクを洗浄してもらいました。
2度目は今の車なのですが、ある時時速50kmから60kmくらい速度を上げるために、アクセルを強めに踏んだ時、息継ぎが発生しました。低速時は起きません。
そして遠出した時、峠道を登るためにアクセルを深く踏み込んだ時、この息継ぎが激しくなり、ついには加速しなくなり、マフラーの触媒から焦げるような匂いが出てきました。
この時は強く加速さえしなければ自走可能だったので、ディーラーに診てもらったら、プラグコードがリークしていたとのこと、プラグコードを新品に交換すると完全に直りました。
しかし今回の場合は、過去の2度の症状とは微妙に違います。
その違いを下記にまとめてみると、
①長時間停車した後であっても、夜の通勤時よりも朝の通勤時のほうが頻繁に発生する。
②朝、駐車場から出て5分くらいは症状は現れなく、その後、信号待ちから発進した直後に現れる。
③発進後、ギアを1速から2速に入れ、2速で加速するときに最も症状が強く現れる。速度が40、50km以上になると症状は現れない。
④症状が続くのは5分程度で、その後は加速時でも症状は現れない。
⑤アイドリングは全く乱れない。
⑥朝露がすごく発生していた日に、症状が顕著に現れた。
⑦雨の降る日、晴れの日の症状の相違はない。
最初は、オイルキャッチタンクに満タンとなったオイルがサージタンクに過剰に入り込み、そのオイルが点火プラグに付いて失火しているのではないかと思い、ものぐさして満タンになってしまっていたオイルを全部排出して様子を見てみたが、症状は消えませんでした。
次にプラグがもう寿命になったのかもと思ったが、高速走行時は何の問題もないので、この原因ではなさそうでした。
次に燃料フィルターの詰まりを疑い、フィルターをディーラーに注文したが数日かかるとのことで、交換できず、その間に症状も大きくなってきたので、何とか考えたあげく、上記⑥のことが気になり、もしかしてガソリンタンクの底に水が溜まっていて、ポンプがその水を吸い始めたときに症状が出るのではないかという考えに至りました。
朝、通勤のために車を走らせた直後に症状が出ず5分くらい経ってから出るのは、ポンプがタンクの底の水を吸い上げるのにしばらく時間がかかること、症状が現れてから5分くらして走っているうちに治ってしまうのは、タンク内のガソリンと水が攪拌されてガソリンに含む水の割合が減るからなのではないか、等推測してみました。
そしてガソリンタンクの水抜き剤として売っている次の写真のようなもの(アルコールらしい)をタンクの中に入れて、翌日車を走らせてみたら症状は現れませんでした。
3日経過して一度も症状が現れないところをみると、やはりガソリンタンクの底にたまっていた水が原因だったようです。
そういえばガソリンを入れるのが、ガソリンが残り少なくなってからにしてから調子が悪くなったようです。これは今行っているスタンドが20リッター以上ガソリンを入れるとサービス券を発行して、10点集めると景品をくれるので、できるだけタンクが空に近くなってから入れるようにしたためですね。
以前はタンクの半分までくる前に入れていたので大丈夫だったのだろう。
景品がもらえなくなるのは惜しいが、ガソリンタンクの半分より手前でガソリンを入れるようにしようと思った。
1本99円。
【追記(2014.6.28)】
この症状の本当の原因が分かりました。
原因は3本あるうちのプラグの1本が劣化して、失火していたことでした。
交換した後で症状は全く無くなりました。燃料フィルターも合わせて交換しておきました。
もっと早くコメントしておけばよかったです。
この1週間の間に、寝室、浴室、車のヘッドライトと立て続けに電球が切れてしまった。
部屋の電球はスペアを常備していたので困ることはなかったのですが、自動車のヘッドライトはバルブを交換すれば済むタイプのものではなく、ヘッドライトそのものを交換するタイプのものであり、またその車は毎日の通勤にも使っているのですぐに交換と言うわけにいかず、5日間くらい片目走行になっている。
片目では危ないのでフォグランプをも点けてしのいでいるが、幸いスペアがあるので明日交換することにしました。
今日は音楽ではなく車の話題にします。
冬になってからでしょうか。通勤のために車を駐車場から出して、5分くらいして2つ目の交差点の信号を過ぎたあたりから、発進後、加速するためにシフトレバーを2速してアクセルを踏むと一瞬急に失速し、すぐにまた加速するという現象が繰り返し起きるようになりました。
初めのころはこの現象も1、2回現れるだけだったので特に気にもせずそのままにしていました。
ところが日増しにその現象が頻繁に現れるようになり、1週間前には、ちょっとやばいな、というくらいにまでなっていたので、何とか直す手立てを考える必要に迫られました。
整備工場に診てもらおうとも思ったが、お金を取られるし、今のところ何とか走ることもできるのでしばらく我慢して、原因を見つけることにしました。
実はこの加速時の息継ぎ現象、以前にも2回経験しています。
1度目は、今の車の前の車に載っていた時で、加速時に息継ぎするだけではなく、信号待ちなどの停車時のアインドリングしている時でもエンジンが止まってしまうので、恐ろしい思いをしました。信号待ちのときにエンジンが止まってしまわないように、ギアをニュートラルにして、アクセルを小刻みに吹かし、信号が青になったらいっきにクラッチを繋いで発進するということをやっていました。信号待ちで前の車が私がアクセルふかす音にあおられて怖かったのか、信号が青になった瞬間に凄いスピードで発進していきましたね。
この時の息継ぎの原因ですが、この車は燃料噴射装置が機械式のキャブレターというものだったので、ガソリンタンクの中の錆がこのキャブレターに燃料と一緒に送り込まれて、錆がキャブレターのジェット(燃料をエンジンに噴射する小さな穴のあいた部品)を詰まらせてしまったことです。
ガソリンタンクの中のガソリンが減ってくると空間ができるので、結露が発生し、結露による水がガソリンタンクの底に溜まって、タンクを錆び付かせてしまったんですね。
こうなるとキャブレターを清掃して錆を取り除いても、またこの症状が現れ、2回キャブレターを清掃した後で結局はガソリンタンクを洗浄してもらいました。
2度目は今の車なのですが、ある時時速50kmから60kmくらい速度を上げるために、アクセルを強めに踏んだ時、息継ぎが発生しました。低速時は起きません。
そして遠出した時、峠道を登るためにアクセルを深く踏み込んだ時、この息継ぎが激しくなり、ついには加速しなくなり、マフラーの触媒から焦げるような匂いが出てきました。
この時は強く加速さえしなければ自走可能だったので、ディーラーに診てもらったら、プラグコードがリークしていたとのこと、プラグコードを新品に交換すると完全に直りました。
しかし今回の場合は、過去の2度の症状とは微妙に違います。
その違いを下記にまとめてみると、
①長時間停車した後であっても、夜の通勤時よりも朝の通勤時のほうが頻繁に発生する。
②朝、駐車場から出て5分くらいは症状は現れなく、その後、信号待ちから発進した直後に現れる。
③発進後、ギアを1速から2速に入れ、2速で加速するときに最も症状が強く現れる。速度が40、50km以上になると症状は現れない。
④症状が続くのは5分程度で、その後は加速時でも症状は現れない。
⑤アイドリングは全く乱れない。
⑥朝露がすごく発生していた日に、症状が顕著に現れた。
⑦雨の降る日、晴れの日の症状の相違はない。
最初は、オイルキャッチタンクに満タンとなったオイルがサージタンクに過剰に入り込み、そのオイルが点火プラグに付いて失火しているのではないかと思い、ものぐさして満タンになってしまっていたオイルを全部排出して様子を見てみたが、症状は消えませんでした。
次にプラグがもう寿命になったのかもと思ったが、高速走行時は何の問題もないので、この原因ではなさそうでした。
次に燃料フィルターの詰まりを疑い、フィルターをディーラーに注文したが数日かかるとのことで、交換できず、その間に症状も大きくなってきたので、何とか考えたあげく、上記⑥のことが気になり、もしかしてガソリンタンクの底に水が溜まっていて、ポンプがその水を吸い始めたときに症状が出るのではないかという考えに至りました。
朝、通勤のために車を走らせた直後に症状が出ず5分くらい経ってから出るのは、ポンプがタンクの底の水を吸い上げるのにしばらく時間がかかること、症状が現れてから5分くらして走っているうちに治ってしまうのは、タンク内のガソリンと水が攪拌されてガソリンに含む水の割合が減るからなのではないか、等推測してみました。
そしてガソリンタンクの水抜き剤として売っている次の写真のようなもの(アルコールらしい)をタンクの中に入れて、翌日車を走らせてみたら症状は現れませんでした。
3日経過して一度も症状が現れないところをみると、やはりガソリンタンクの底にたまっていた水が原因だったようです。
そういえばガソリンを入れるのが、ガソリンが残り少なくなってからにしてから調子が悪くなったようです。これは今行っているスタンドが20リッター以上ガソリンを入れるとサービス券を発行して、10点集めると景品をくれるので、できるだけタンクが空に近くなってから入れるようにしたためですね。
以前はタンクの半分までくる前に入れていたので大丈夫だったのだろう。
景品がもらえなくなるのは惜しいが、ガソリンタンクの半分より手前でガソリンを入れるようにしようと思った。
1本99円。
【追記(2014.6.28)】
この症状の本当の原因が分かりました。
原因は3本あるうちのプラグの1本が劣化して、失火していたことでした。
交換した後で症状は全く無くなりました。燃料フィルターも合わせて交換しておきました。
もっと早くコメントしておけばよかったです。
古いキャブ付きならポイント(デスビや付属するトランジスタも)、プラグコード、点火プラグの順で点検です。
おっしゃるとおりですね。
2年前まで乗っていたスズキジムニー平成7年式(型式:JA11)は2回、プラグコードの劣化で息継ぎにやられました。
2回目のときはデスビキャップを含め点火系の部品を自分で交換しました。
JA11の前に、SJ30という型式の2サイクルエンジンで機械式キャブレターのジムニーに乗っていたことがあるのですが、この時の息継ぎはキャブレターのジェットのつまりでした。
その後しばらくしてキャブがいかれてきて、運転中にエンジンが止まり、交通量の多い道路で立ち往生し、後ろから来た多くの車から罵声を浴びせられました。
2ストだの機械式キャブってなると今から25年以上前の車ですか?
1988ホンダF1のみならず、当時のトヨタ日産などのレース用エンジンは全てダイレクトイグニッション(DI)でした。2001年になると市販車でさえDIのみならず電子制御燃料噴射(FI)でエンジン本体は可変位相カムに対応するためほぼDOHCになりました。2ストのポート磨きとかキャブのジェットの番手を変えたなんてのは絶滅したクルマいじりになってしまいました。
2スト、機械式キャブの車はスズキジムニーの型式SJ30、1型、1981年製で2001年頃に中古で買いました。
ボディが部分的に腐っていましたので、パテで補修しました。
2サイクル3気筒で550ccでしたから非力で、峠道で後ろの車から追い抜かれるときに罵声を浴びせられたことがありました。
エンジンをかけるときにチョークレバーを引き、かかったらすぐに戻してエンンジ回転を上げ、暖気が終わったらアクセルを少し踏んでリンケージを外してアイドルに戻すというような面白い車でした。
キャブはばらしてジェットのつまりをとるくらいでしたが。冷間時始動にはチョークつまみ引っ張ってという儀式もありましたね。2ストは乗ったことないのでメンテなどはよくわからないのですが、バイク同様分離給油なんですかね?
98userさんは車にお詳しいですね。
2ストはおっしゃるとおり分離給油です。スズキのCCISという消費型のエンジンオイルを樹脂製のリザーブタンクに入れて、減ってくると継ぎ足していました。
スズキジムニーSJ30のエンジン音は2ストのバイクの音そのものでした。
団地に住んでいた頃に乗っていましたが、暖気運転の時に吐き出される2スト独特の排気ガスの匂い(自分はこの匂いが好きでしたが)に近くの住民からクレームが付き、その方の家の窓から車の向きを変えろ!と怒り込めて言われました。
長時間乗っていると、何故か靴下からCCICの匂いがしたものでした。
スズキGT750の薪燃やしたようなアイドリング音とか煙だらけになるカワサキマッハシリーズとかありましたが、ヤマハが4ストに鞍替えしようとした時期、TX750やDOHC4バルブのTX500の頃にはホンダCB500Four乗ってました。これのキャブセッティングには泣かされましたが、全体の整備性は悪くなかったです。
個人的には2ストのエンブレ効かない特性と臭いのが嫌いでした。
私はバイクは乗らないのでバイクのキャブのことはよく分からないのですが、スズキジムニーSJ30のキャブでは泣かされました。買った当日の帰り道でジェットが詰まり、信号待ちでエンジンが止まり、キーを回してもエンジンがかかってくれず血の気が引きました。その後もガソリンタンク洗浄してもらうまで、何度かジェット詰まりで走行中、恐怖を味わいました。
その後、ガソリンタンクにキャブクリーナーを入れて走るようになりました。
そのうちそのキャブもジェット詰まりでない他の原因で不調をきたすようになりました。ある日道路で立ち往生してレッカー車で整備工場に運んでもらいましたが、その整備工場では治らず、別の整備工場まで恐怖を味わいながら自走で運び、そこでも治らず、最後の手段として中古のキャブを見つけて持ち込みで交換してもらいました(幸運にも1個だけ在庫がありました)。
交換後は今までの不調がうそのように元気になりましたが、その時はすでにその愛車の売却が決まっていました。
売却先の中古販売店まで行く途中で、その元気になったキャブで走行中のSJ30のエンジン音を聞いて、一瞬手放すのをためらいました。
私は2ストのエンジン音と独特の排気ガスの匂いが好きでしたね(多分CCISを燃やす甘い匂いも混じっている。この匂いが靴下に染みこんだものです)。
今のジムニーとは全く違う、原始的な構造の魅力を感じさせてくれる車でした。