緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

藤掛廣幸作曲 「星空のコンチェルト」を聴く

2014-10-19 22:17:37 | マンドリン合奏
今日も暖かい好天に恵まれた。しかし先週と同様仕事に出かけるはめになった。
仕事に出かける前にふと、マンドリン・オーケストラの曲を久しぶりに聴きたくなり、Youtubeで藤掛廣幸の曲を探して途中まで聴いた。
家に帰り夕食後、昼の続きを聴こうと思って、藤掛廣幸の曲を数曲聴いてみた。
藤掛廣幸の1980年代前半までの代表作であり、マンドリン・オーケストラ曲の屈指の名曲と言えるのは、次の3曲である。

①グランド・シャコンヌ
②パストラル・ファンタジー
③スタバート・マーテル

私は大学時代、大学のマンドリン・オーケストラに所属し、ギターパートを担当していたが、幸運にもこの代表作を全て演奏する機会に恵まれた。どれも青春時代のありったけの力をぶつけた思い出の曲でもある。
卒業後はしばらくマンドリン・オーケストラ曲から遠ざかっていたが、10年ほど前にパソコンでインターネットをやるようになってから、藤掛廣幸のCDが通信販売で手に入ることが分かり、早速5、6枚注文した。
この辺のいきさつは以前ブログで書いたが、CDを注文した時はとても気持ちが高揚した。
CDが届いて上記の懐かしい3曲を聴いた。とくにスタバート・マーテルは最高の曲だと思う。この曲を聴くと、凄く脳が覚醒してくる。
購入したCDの中に、聴いたことの無かった曲があった。それが今日紹介する「 星空のコンチェルト」である。
この曲も藤掛氏の代表作であるが、学生時代には出会わなかった。それもそのはず、この曲は1990年代に作曲されたからだ。私はもう社会人となっていた。
この曲もCDで何回も聴いた。
5年ほど前だったであろうか、母校のマンドリン・オーケストラの同期生から突然電話がかかってきた。この曲を祈念行事でOBと在校生の合同で演奏するから、いっしょにやらないか、と言うのである。
今から考えると万難を排してでも北海道へ行き、この曲を演奏すべきだったのだ。しかしそれは実現しなかった。
今日この曲をYoutubeで久しぶりに聴いた。
冒頭のメロディ、こんなに美しいメロディがあるのか、というくらい美しい。一度聴いたら決して忘れないだろう。
秋の静かな夜に聴くにふさわしいマンドリン・オーケストラの名曲。
忙しい方でも、冒頭のメロディだけでもいいから是非きいて欲しい。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
« 車のヘコミ直し | トップ | 鈴木静一作曲 交響詩「比羅... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Tommy)
2014-10-20 10:33:26
藤掛廣幸 星空のコンチェルト聴かせていただきました。
私のこれまでの生活の中にはこのような経験がなくとても新鮮な気がしました。ギターを始めたのはたまたま街中で弾かれていたトレモロ曲の音色に触発されて退職したら始めようと考えていました。これまで他のことに夢中になり見落としていたことが如何に多かったかと知る最近です。
返信する
Unknown (緑陽)
2014-10-21 00:22:44
Tommyさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
昨日ブログで紹介した「星空のコンチェルト」、聴いていただいたとのこと、嬉しく思います。
私も30代後半から仕事が忙しくなり、やれていないことがたくさんあります。限られた時間の中で、せめて好きな音楽をたくさん聴くことができればいいな、と日々思っています。
感動した曲や演奏をただ自分だけの心にしまっておくのももったいないと思い、このブログを始めました。
ときに退屈な文面もあるかと思いますが、読んで頂けると幸いです。
返信する

コメントを投稿

マンドリン合奏」カテゴリの最新記事