緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

しっしんのかゆみが教えてくれた引っ掛かりトレモロの解決法(最後のトレモロ)

2022-12-27 21:23:00 | ギター
明日で今年の仕事は終わりだ。
秋ごろから、他部門のくせ者と交渉しなければならない、かなりやっかいな仕事を抱えてしまったが、今日の協議でだいぶこちらの思惑どおりに進展したのでやれやれといった感じだ。
基本的に人と交渉するのは苦手だ。対人恐怖と直面しなければならないからだ。

ところで昨日、風呂から上がった後に、右中指の爪に異変を感じた。
よく見てみると爪の根本近くから大きく裂けていた(写真なし)。

思い当たる原因があった。
ここ1週間ばかし、猛烈なかゆみを伴うしっしん(乾燥肌?)に襲われて、肌をかなり強く引っ掻いていたのだ。
恐らく、引っ掻いたことで、爪が後ろに反れて亀裂が入っていたようなのである(いわゆる金属疲労のようなもの?)。
そして風呂に入ったときに、ナイロンタオルが裂けかかった爪に引っかかり、さらに大きく裂けてしまったというのが原因のようだ。

爪切りと紙やすりで成型してこれ以上ダメージを受けないようにしたが、長さが1ミリにも満たなくなってしまった。



(写真ではわかりづらい)

この短い爪でギターを弾くと、旋律を伴う曲などは、中指の弾弦による音が情けない貧弱な音になってしまう。
なので、こういう旋律を伴う曲ではなく、短い爪でも弾けそうな曲がないかと思いついたのはトレモロ曲。
人差し指と薬指の爪とのバランスが懸念されたが、弾いてみるとそうでもない。
これはいけるかもと思って、最後のトレモロを試しに弾いてみたら、意外にもトレモロが引っかからずにスムーズに流れるではないか。

右指の先端に汗がうっすらとかきはじめたところで録音してみた。
このところアルハンブラなどのトレモロが引っかかったり、不ぞろいになるという状態だったので、偶然意外なところでその解決法を見出したような感じだ。

・中指の爪が長かった
・爪に亀裂が入っていた

原因はこんなところか。
人差し指と薬指の爪もいつもよりも短めに削ったのも良かったのかもしれない(あとは指の先端の汗が摩擦抵抗を減らしてくれた)。


意外かつ偶然にも、しっしんのかゆみが解決法を教えてくれた引っ掛かりトレモロの解決方法により弾いた最後のトレモロ 2022年12月27日


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