緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

自分の本質を受け入れ好きになれると生きるのが楽になれるのではないか

2021-12-01 00:00:00 | 心理
今日から4泊5日のローカル線の旅に出ている。
今 、広島県の三次という町にいる。
椅子やバスルームにおびただしいとまてはいかないが、髪の毛が残っているビジネスホテルに宿泊。



三次駅前で買った日本酒、「美和桜」を飲みながらくつろいでいる。
毎日、バイブルのように読んでいる心理学の本を読みながら、思索にふけっているところだ。
この本のなかにこんな一節があった。
「人が理想を思い描くのは今が理想的でないと感じている時であり、そのあなたの無意識下に秘められた、今を否定する「このままではダメだ」という思いが、このままではいけない困った現実を呼び寄せることとなってきます。それがあなたがこれまで体験し続けてきたあなたの現実です。」

人間の本質というのは実に様々だと思う。
表舞台で輝くことに生き甲斐を感じる人、裏方に徹することに幸せを感じる人、人のめんどうを見るのが好きな人、素朴な質素な生き方が好きな人、人に話をするのが好きな人、人の話を聞くのが好きな人など、いろいろな本質がある。
自分の本質って、一体何だ?。これが分かることは非常に大切なことだ。
重要なことは、様々な人間の本質に良い、悪いということは無い、ということだ。
どんな本質であろうと、その揺るぎの無い本質を受け入れ好きになって生きている人に魅力や安心感を感じるのではないだろうか。
こういう人は特段意識していないだろうが、どんな本質の現れであっても、そ
れを否定せず、その本質以外のものになろうとせず、ありのままに生きている人が、最も生きている実感を感じる 。
またそのような人は、他人をありのままに受け入れる心の余裕のある人でもある。

また先の本にこのようなことが書かれていた。
「今自分が何を表現しているのかに気付いて下さい。自己弁護をしている自分に気付くことです。人を批判している自分に気付くことです。自分を責め、落ち込んでいる自分に気付くことです。人に良く思われるようとしている自分に気付いて下さい。欲求不満の中でストレスを発散していませんか。そんなつまらないことに今というこの大切な瞬間を浪費しないで下さい。」

内面の深いところから無意識的に涌き出てくる揺るぎの無い本質に従って生きている人は強い。
自分の本質を否定して、理想の人間になろうと無益な努力をしている人は案外多いのではないか。
しかしそのもくろみは必ずや大きな代償を払って失敗に終わるであろう。
今、ここで、この瞬間を自分の本質で生きる生き方が出来れば、どんなに幸せになれるだろうか。

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