緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

マンドリンを久しぶりにケースから取り出した

2020-11-22 22:43:13 | マンドリン合奏
今日は昼から夜22時まで殆ど講習だった。もう疲れた。
今日は社会人マンドリンクラブの合同練習日だったが参加できなかった。

講習後ふと部屋の隅に目をやったら、夥しい量のほこりにまみれたマンドリンケースがあった。



2015年春に中古で買ったマンドリンだった。
もう4年以上弾いていない。
調弦しているときに弦が切れてしまうことが頻発し、弦が切れた瞬間の衝撃がトラウマとなって弾く気持ちが萎えてしまったのだ。
(もともと臆病な性格だということもあるけれど)

今日久しぶりにマンドリンをケースから取り出して弾いてみることにした。
弦を緩めず、調弦した状態にしていたが、意外にも弦は緩んでいなかった。
(ギターは長い間弾いていないと音が下がってしまうものだが)

ネックはかなり反っている。



弦高が高い。買ったときからかなり反っていたが、弦を緩めないとマンドリンは反ってしまうものなのか。
ギターの場合、私はケースに入れる時は弦を必ず緩める。
以前、サバレスのアリアンスという張力の強い弦を張って、ストレートだったギターのネックを反らしてしまったことがあった。
これは楽器店の方も同様なことを言っていたのを聞いたことがあるので、要注意だ。
弦を張りっぱなしで、木材が変化しないという保証はない。
弦高が極くわずかでも高くなってしまうと弾きづらくなるものだ。

マンドリンという楽器の材料や構造、製作者等については全くの素人であるが、この中古マンドリンの造りはしっかりとしていて、材料もいいもののような気がする。



難点はペグが良くないこと。つまみが横向きだと調弦がしずらい。



ギターと同じ構造のペグの方がいい。

1980年製作。
製作者は、石川?二郎と記載がある。石川の次の字が判別できない。



特徴的なのは、裏板がアーチ状に彫られていることだ。



これってすごく手間がかからないか?。
アーチ状に彫ることで音に影響があるのか。

少し音出ししてみた。
わずかだけど録音してみた。

4年ぶりにほこりにまみれた勿体ないケースから取り出してちょっと弾いてみた棹の反ったマンドリンの音(2020年11月22日22:18)

これからマンドリンを弾くのか。
多分、自然にギターの方が手が行ってしまうと思う。

コメント (2)