緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

秋虫との二重録音やってみた「五木の子守唄(三宅榛名編)」

2020-09-12 15:12:13 | ギター
腰痛が意外に速く回復の兆しをみせたため、やろうと思っていた秋虫との二重録音に挑戦することにした。
秋虫の鳴き声は4日前に自宅で録音したもの。
ギター演奏の方は今日録音した。
選んだ曲は三宅榛名編曲の「五木の子守唄」(1967年)。





この曲を取り上げてから1週間に満たないので、演奏(とくに表現)はベストとは言えないが、まあいいや。

編曲者の三宅榛名は1960年代後半から70年代にかけては現代音楽作曲家として活動していたようだ。



ギター曲はこの「五木の子守唄」も含む10曲からなる「日本のうた」(松田二朗(現、松田晃演)のために作曲)と、ジークフリート・ベーレントのために作曲された「ソネット」の2曲だけと思われる。



「ソネット」はピッコロとフルートとギターのための曲のようだが、ギタルラ社から出版された曲は「ギター独奏のためのソネット」となっている。







この三宅榛名の「ソネット」が演奏がないかYoutubeで探したが皆無。
やはり現代音楽は敬遠されるのか。
そもそも三宅榛名の曲そのものも少ない。
赤とんぼ変奏曲なるピアノ曲の投稿はかなりあった。

三宅榛名編曲の「五木の子守唄」は、かなり和声が独特。
この時代の前衛音楽全盛期の影響を受けていると思われる。

秋虫と「五木の子守唄」がマッチングするか。
やってみたらそんなに違和感ない。
自分としては満足。


秋虫の鳴き声と「五木の子守唄(三宅榛名編)」のコラボ(共演)


ギター録音
録音日:2020年9月12日13:21
録音場所:あばら家の6畳間
録音機材:SONY PCM-D10

秋虫録音
録音日:2020年9月8日22時頃
録音場所:あばら家の玄関
録音機材:ZOOM H4

両方とも音加工は一切していません(生のままの音です)

【追記20200912】

秋虫の鳴き声だけの録音を下に貼り付けました。
休日前日の深夜に、この鳴き声を聴きながら酒でも飲み、本を読んだり、思索にふけるなんて最高のぜいたく。

秋虫録音(2020年9月8日)
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