今日は三連休の最終日。今回の連休は久しぶりに仕事に出かけることなく、体を休めることが出来た。
今日先日紹介した、藤掛廣幸の「星空のコンチェルト」がどうしても弾きたくなった。
以前、この曲を大学のマンドリン・オーケストラの記念行事で演奏するから来ないかと、同期生のM君からもらったメールに、確かこの曲の楽譜を掲載したリンクが貼り付けられていたのを思い出した。
M君のメールには、私なら弾きたくなるだろうからと、演奏会に参加できないかもしれないけど、特別に楽譜の閲覧を許可してくれたのだ。
しかし私はそのメールを受け取った丁度その頃、物凄く忙しい時期で約3か月の間全く休み無しだったのだ。2008年の頃だ。
ギターを弾く時間もとれず、結局楽譜を閲覧することなく時は過ぎた。
今日、このことを思い出し、過去メールを検索してM君から来たメールを探し当てたが、貼り付けられていたリンクをクリックしても、アクセスできなくなっていた。M君の好意を無駄にしてしまった。
落胆したがしょうがないことだ。考えてみると、今までの人生の中でもこのようなちょっとした、ささやかでも幸せにつながりかねないチャンスを逃してしまったことがたくさんあった。自分はつくづく不器用な生き方をしてきたと思う。
M君のメールを6年ぶりに読み返してみた。
全部5件来ていたが、その中でM君の思い出に残る好きな曲として、戸井田まこと氏の「リメンブランツァ」があげられていた。
私は残念なことにこの曲を演奏する機会がなかったが、在学中から素晴らしい曲だと教えられていた。部分的に演奏を聴かせてくれたこともあった。そしてずっとこの曲のことが気になっていた。
そして今日、この曲のライブ演奏の録画をYoutubeで見つけることができた。
2014年9月30日に公開されたから、つい最近のことだ。それまではYoutubeでも聴くことは出来なかっただろう。
戸井田まこと氏は、青山学院大学のマンドリン・オーケストラの指揮者として活躍し、卒業後も母校のために曲を作曲し続けたようだ。
「Remembranza~The Passage of Time 」と題するこの曲の全曲を今日初めて聴いた。
素晴らしい曲だった。
作曲は恐らく1970年代だと思われるが、まさに1970年代のことが蘇ってくる。日本が今までで最も情熱的で、情緒や感性に満ちていた時代である。私の人生の中でも最も楽しかった時代。
素晴らしい感性を持った曲だ。是非聴いて欲しい。とくに今の若い世代の人に是非聴いて欲しい。
藤掛廣幸氏にしても戸井田まこと氏にしても、当時10代後半から20代前半の繊細な気持ちや情熱に満ちていたあの頃の自分に、一生記憶から消し去ることのできない贈り物をしてくれたのだ。
今日先日紹介した、藤掛廣幸の「星空のコンチェルト」がどうしても弾きたくなった。
以前、この曲を大学のマンドリン・オーケストラの記念行事で演奏するから来ないかと、同期生のM君からもらったメールに、確かこの曲の楽譜を掲載したリンクが貼り付けられていたのを思い出した。
M君のメールには、私なら弾きたくなるだろうからと、演奏会に参加できないかもしれないけど、特別に楽譜の閲覧を許可してくれたのだ。
しかし私はそのメールを受け取った丁度その頃、物凄く忙しい時期で約3か月の間全く休み無しだったのだ。2008年の頃だ。
ギターを弾く時間もとれず、結局楽譜を閲覧することなく時は過ぎた。
今日、このことを思い出し、過去メールを検索してM君から来たメールを探し当てたが、貼り付けられていたリンクをクリックしても、アクセスできなくなっていた。M君の好意を無駄にしてしまった。
落胆したがしょうがないことだ。考えてみると、今までの人生の中でもこのようなちょっとした、ささやかでも幸せにつながりかねないチャンスを逃してしまったことがたくさんあった。自分はつくづく不器用な生き方をしてきたと思う。
M君のメールを6年ぶりに読み返してみた。
全部5件来ていたが、その中でM君の思い出に残る好きな曲として、戸井田まこと氏の「リメンブランツァ」があげられていた。
私は残念なことにこの曲を演奏する機会がなかったが、在学中から素晴らしい曲だと教えられていた。部分的に演奏を聴かせてくれたこともあった。そしてずっとこの曲のことが気になっていた。
そして今日、この曲のライブ演奏の録画をYoutubeで見つけることができた。
2014年9月30日に公開されたから、つい最近のことだ。それまではYoutubeでも聴くことは出来なかっただろう。
戸井田まこと氏は、青山学院大学のマンドリン・オーケストラの指揮者として活躍し、卒業後も母校のために曲を作曲し続けたようだ。
「Remembranza~The Passage of Time 」と題するこの曲の全曲を今日初めて聴いた。
素晴らしい曲だった。
作曲は恐らく1970年代だと思われるが、まさに1970年代のことが蘇ってくる。日本が今までで最も情熱的で、情緒や感性に満ちていた時代である。私の人生の中でも最も楽しかった時代。
素晴らしい感性を持った曲だ。是非聴いて欲しい。とくに今の若い世代の人に是非聴いて欲しい。
藤掛廣幸氏にしても戸井田まこと氏にしても、当時10代後半から20代前半の繊細な気持ちや情熱に満ちていたあの頃の自分に、一生記憶から消し去ることのできない贈り物をしてくれたのだ。