世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

インクおばさん

2009年12月22日 22時13分01秒 | Weblog
冬特有の乾燥した空気に支配され、私の指にはアカギレが出来てしまった。ろくに家事もしていないのに。
寝る前はデルベのハンドクリーム(ホワイトティー)を、仕事中はアトリックスを塗りまくっているのだが、一向に改善せず。干物女だからって指まで干上がらなくてもいいじゃん!

指のみならず、会社で使うスタンプインク台も乾燥してしまっている。自分の分だけインクを補充するのもナンなので、吉熊上司と後輩男女にも声を掛けた。
「スタンプ台のインク、補充される方、いますかー」


トイレから帰ってきた私に、唐突に後輩男子タイスケくんが言った。

「インクおばさん…」

え?
おばさん?
誰が?
思わず背後を確かめたのだが、オッサン三人しかいない。

恐る恐るタイスケくんに問い尋ねてみると、彼は私を見てニコっと笑った。

その「ニコっ」に何度騙されてきただろう。私。
そう、その小池撤平みたいな笑顔に、よ。
今日は騙されないからな!
と強気な自分も数秒後には消失。
「おばさん」と称されたの、初めてだったもんで。

中学時代からの親友あやみちゃんの上のお嬢さんだって、私のことを「クマのお姉さん」って言うのに。

些かショックである。

「おばさんに見える人におばさんとは言いませんよ」
とフォローするタイスケくん。何?その話術?

「そうだよ!〇〇さん(私)は全然おばさんじゃないよ!…俺らにはおばさんに見えるけど。な?」
とタイスケくんの方を見ながら言い放つ吉熊上司。ガーン。

「インクおばさんって語感がいいですねー」
と後輩女子Cちゃん。そうだねー。「スプーンおばさん」みたいだよねー。癒されるー。

って!
もう!
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イルミネーション

2009年12月22日 22時05分32秒 | Weblog




帰宅途中で見た近所の教会。
イルミネーションがとても美しかった。
ちょっとだけクリスマスを好きになれた。

明日も出勤。
歳末商戦モード3週目。
がんばろー。

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