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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

Tokyo Stock Exchange

2009年08月07日 | Weblog
決算書類の投げ込みのため、東京証券取引所に行く。
これもIR業務の一つである。

「よろしくね!」
と吉熊上司は笑顔で送り出してくれた。
書類が入った紙袋を持ち、地下鉄に乗って茅場町駅で下車。
今日も暑くて、スーツの下のニットは汗でびっしょりに濡れてしまった。

リリースまで時間があったので、東証アローズを見学した。

銘柄と株価が記載された電光掲示板は、今日もぐるぐると回転していた。
マグロの回遊の如く。
この回転速度は8段階あり、取引の多さによって変速するらしい。

この筒は通称「シリンダー」と呼ばれているそうだ。
総ガラス張り。


市況を映し出す巨大モニター。



時間になったので、3階の兜倶楽部の廊下に立つ。
今日はリリースの集中日だったので、スゴい混み具合であった。

吉熊上司に、
「では投げ込みます」
と報連相をし、その列の最後尾に並ぶ。

兜倶楽部の前に設置されている投函ポストに、持ってきた書類を投げ入れる。

日経新聞社…11部、といった具合にポストには社名と入れる部数が記載されており、その通りに投げ入れる。

この瞬間、いつも得るのは、手元から会社の業績云々が飛び立っていく感覚である。
特に、毎回手掛けている文言部分にはかなりの情熱を注いでいる。
それがメディアというツールに乗っていくのを見送るということは、やはり何度やっても快感を伴う作業だと実感した。

最後に社名リストにレ点をチェックして終了。

オワター。

吉熊上司に、
「投げ込み、終了しました」
と報連相をして帰社。

夏休み前の大きな仕事は終わった。
これで心置きなく西日本へ羽ばたけるぜ。
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紅茶花伝

2009年08月07日 | Weblog
随分昔、恐らく14年ぐらい前になるだろうか。
好きなCMがあった。
紅茶花伝ロイヤルミルクティという飲料のCM。
回転する缶をオルゴールに見立て、それを女性が鼻唄を歌いながら眺めてるっていうもの。

紅茶花伝CM


女性が醸し出す清楚な雰囲気と商品のイメージが合致している。
この曲、歌になっていることを最近になって知った。

「紅茶」坂本真綾
作曲はなんと菅野よう子だったりする。



いつもはコーヒー党の私だが、この曲を聴くと紅茶を飲みたいって思う。 
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出会えて良かった。

2009年08月06日 | Weblog
退社後、隣の部署の先輩・O主任と祭に参加。
彼女の年齢は私よりも1個下。
社歴は1個上。

今日から会社の近所で祭が開催されている。
毎年、彼女とはこの祭に参加している。
といっても、夜店を覗き込むか、金魚すくいに興じるだけなのだが。

今年も金魚すくい合戦開始。
砂糖菓子のようなフワフワした雰囲気が漂うO主任。

でも金魚すくいのときは人相が変わってしまう。
まるで釣りキチ三平みたくなってしまうのである。


結果は私2匹。
O主任11匹。
惨敗!!

O主任の器の中、ちょっとした賑わいを見せていた。
でも我々は一人暮らし。
水槽があるわけでもないので、金魚を飼うことができない。
「金魚、返します」
と店番のフィリピン人のお姉さんに言った。

「モッタイナイネー。アナタ、リョウシニナッタホウガイイネ」

「勿体無い」が、返却される金魚を示すのか、それとも金魚すくいの敏腕を指しているのかは謎。

さて、恒例飲み会。
我々は年に数度か「やる気が湧き出る飲み会」というものを開催している。
週初めの朝礼で聞くテープ「やる気が湧き出るお話」に因んだ名前である。
三十路近辺の微妙な立場を慰めあう画期的なこの会。
今日は駅前の居酒屋で開催。



「お疲れ様~」
つーか、マジうめぇ!!
昇天~♪

適当にオツマミを注文したあとは、語りモード炸裂。
いやぁ、イロイロアリマス。
仕事のこと、将来の夢のこと、化粧品のこと…。

気付いたら二人とも熱くなっていて、
「私、この会社に入って、O主任に出会えて良かったです!!」
「私も!!」
と、共に手を取り合っていた。
さすがはB型同士の飲み会。
熱気むんむんだぜ。

でも、本当にそう思う。
栃木で生まれ育った私と埼玉で生まれ育った彼女が出会う確率なんて、微塵だったはずだ。彼女と酒を酌み交わせる、そんな運命に感謝したいと酔った頭で強く思った。
こうして素のままの自分をさらけ出せる人に出会えて良かった。

「humansystem」を感じた夜。
千鳥足の夜道。
頭上の月はうっすらと輝いて見えた。
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人生の破片

2009年08月05日 | Weblog
仕事帰りに、新宿へワープ。
先日、芥川賞を受賞した磯崎憲一郎氏の「終の住処」サイン会へ行ってきた。
紀伊国屋書店で本書を買おうとした際、サイン会のチケットが付いてきた…だから行ってみたというのが本音。

紀伊国屋本店9階の会場はひっそりとしていた。
嶽本野ばら氏や林真理子先生の華やかなサイン会とは雰囲気が違うことにびっくり。でもこれが普通なのだろう。

個室で磯崎さんは、購入者から差し出された本に、サッサコサッサコと自分の名前を書きまくっていた。
見た感じ…カコイイ。精悍な感じであった。
三井物産勤務ということだが、昼間、彼が働いている姿(眼鏡着用)を見たら、私は冷静に仕事を遂行できる自信がない。
それほどムッハーであった。
あと、指。
節々が高いTHE・男という指が、力強く動く様を見ているのは、非常に心地が良い。磯崎さんのそれも然りだ。
マジックと紙が擦れる音が、まるで衣擦れのように聞こえてくる。

「受賞、おめでとうございます」
と言うと、彼は
「ありがとうございます」
と静かに言った。



さて。
本作品の感想。

面白くない。

妻子がいるリーマン(製薬会社勤務)の淡々とした独白めいた作品だもの。
仕方がない。
でもつまらないというわけでもなかった。
ぼんやりとした日常の積み重ね、些事の集積が、人生を形作るという主張には強く共感を持った。


毎朝、「うっかりペネロペ」を観ながら突っ込んでみたり、
昼休みにペットボトルの表面に着いた水滴が重みを持って落ちていく様子をぼんやりと眺めたり、
夕暮れを見て「綺麗だなあ」と思ったり、
道端で息絶えた蝉の死骸を哀れんだり、

…これが私の日常、人生の破片たちである。

明日も明後日も、たぶん、私はそれらを拾いながら生きていく。
面白くはないけれども、つまらなくもない人生を。

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ナルケマ レバンガ カピカッピ!!

2009年08月04日 | Weblog
締め切った窓の外からは、蝉時雨と夏の光が絶えず入り続けている、そんな昼下がり。
決算書類の最終チェックをしている●●●ィ~(部長)からクレームが入った。
吉熊上司、私、後輩男女、監査法人でさえも見抜けなかった箇所である。

「フッフッフ~」
と不敵な笑みを漏らす●●●ィ~。

あのまま開示されていたら、会社の恥になるとこだった。
水際で防げたから良いということではない。
これはあってはならないことだ。
久々に冷や汗をかいた。

間違い見落としていたことについて、相当落ち込んだ。
吉熊上司に申し訳ないと思った。

明日は英語版のチェックを依頼されている。
「もう大丈夫」
と信じることなく、
もうね、書類に穴が開くまでチェックしよう。
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お塩先生

2009年08月04日 | Weblog
お塩先生こと押尾学が逮捕された。
容疑は麻薬取締法違反。また、彼が出入りしているマンションの一室に女性の全裸死体があったことから、大事件へと発展する可能性が出てきた。

彼に対して別に興味はない。
顔もよく知らないし。
でも彼が発した過激な天然名発言には興味がある。

ネットに氾濫している彼の語録集『遍歴の汗牛充棟 族・押尾学語録』を紐解いてみよう(コピペしてみよう)。

「俺はカート・コバーンの生まれかわりだ」
「最高の俺は他人は当然、俺自身も超えられない」
「『何故俺はロックなのか?』それは俺がロックだったからさ」
「海外は恐くない。だって、俺はスタンダードな人間だから」
「ロックをやっている時の俺はここではないどこかにいる」
「俺の音楽にロックを感じない奴は二度とロックの本質に触れられない」
「俺がそこにいるだけで俺の持つ心の陰鬱さが自然と漂ってしまう」
「難民の人達には俺の純粋なロックに輝かしい希望を見つけて欲しい」
「若く可愛い女の子の悶えには神が宿っている気がする」
「…俳優からデビューして音楽活動を平行してやってる奴がいるけど、両方とも中途半端で自滅。自分は、両方をコンスタントにやる唯一の存在にする」
「日本の腐ったシステムとか音楽シーンとか、そういうの変えてやりたいですね。」
「バンドを4、5年もやれば音楽的に完成するだろう。」
「歌詞は全部ノンフィクションですよ。僕はそういうウソとかつけないんです。ウソの歌詞を書いても人の心を揺さぶらないでしょう。」
「汚い政治家みたいになりたくない」
「俺、昔、東大受かったんですよ。でも日本の大学なんてウゼーと思って・・・」
「今でも姉とは英語でしか喋らない」
「日本のロックは聞くに耐えない。モー娘の方がまだ聞ける」
「ブラーはカスの音楽。ゴリラズを聞くやつは人生終わり」
「ジム・モリスンのステージでの自慰行為はいつか真似したい」
「本当のパンクはロンドンでもなくNYでもなくLIVにある」
「レッチリにレイジ・・オレの選ぶ音楽は最高にクールだ」
「俺は日本で流行る前からクロムハ-ツが大好きなんだ」
「押尾家は代々サムライの魂を持った家系」
「俺の守り神は竜だと思う」
「200人でレストラン借り切って食事会したことあります」
「刃物を使う人は精神的に弱いんだよ」
「歌詞だけじゃなく、すべてにおいてノンフィクション」
「ガンズは俺の魂をかき鳴らしてくれる」
「俺は悪そうな奴とは大体友達なんだぜ」
「「生きるか死ぬかを考えている男」がかっこいいと思う」
「ハリウッドにもチャレンジしてみたい」
「歌詞は英語で書いといてから日本語になおす」
「ファッキン、ライト」
「キックボクシングもやってたんだ」
「サッカーをやっててヨーロッパにサッカー留学もしていたんだ」
「ガンズは最高だよ」
「最近の日本の男はちょっとなさけねえよ」
「散々悪いことしてきたけど後悔はしてねえよ」
「恋愛は自由」
「スニーカーは俺の基本。動きやすいしね。」
「街を歩くと女はみんな俺を見ている」
「歌ってる俺の姿はめちゃくちゃセクシー」
「俺は誰にも負けはしない」
「童貞って化石以下だよ」
「ヒデとはあいつが有名になる前から親友だったんだぜ」
「おれ、大会前からカーンがMVPになること予想してましたよ」
「オマエらが今付き合ってる女はオレと付き合えないから仕方なくオマエらと付き合ってるんだ。」
「芝居してるオレより歌ってるオレはずっとセクシーだ。」
「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ・・・」
「5月で24になってけど、心はいつまでも17でいたい。」
「今好きな人?いない…いや、ひとりだけいる。ブリトニースピアーズ」
「俺は、犬を見る目がある。今飼ってる犬も俺が選んだから上品な顔になった。」
「やっぱり1番好きなのはセバスチャン・バック(SKID ROW)」
「最初は音楽でスカウトされてこの世界に入って音楽やる気でマンマンだったけど・・・俳優業が先行した。俳優業は俺が音楽をやって行くための試練。俳優をやってたから今の俺(LIV)があるのもよくわかってる」
「夢はでっかく持ちたいからアメリカ進出♪ 言葉の壁はないから・・・向こうでどこまでやれるか試してみたい。  向こうの奴らは日本人をバカにしてる所があるからね。 日本人をなめるなよって所見せたい」
「宇梶さん、エンペラーっすよね~。おれはK連合の総長だったんすよ~。後輩は渋谷・新宿・世田谷なんかに5~600人はいますね~。今でも街歩いてると見知らぬ不良から挨拶されますよ~。」
「小4で親父らとガンズ(アンド・ローゼズ)のライブに行った時、将来こうなりたいと思った」
「自分が本当に伝えたいことややりたいことができる。役者・押尾とは別の顔を強調したい」
「好きな俳優はロバート・デ・ニーロ。役によって痩せたり太ったり、表情を変えたりするところにプロフェッショナルを感じる。これから演じてみたい役は多重人格者かな。目標とする俳優はいないけれど、目指すからにはトップを狙いたい。ハリウッドにもチャレンジしてみたいですね」
「メタリカとかガンズ&ローゼズといったヘビメタやハードコア系が好き。バンドを組み、ハードコア系の自作曲がデビュー曲になります」
「人前は苦手なんですよ」
「向こうではいろんなスポーツをやらせるんだよ。アメフトでも野球でも学校で習わさられるの。でもサッカーは日本に来てから始めたもの。野球やろうとしたら坊主頭にしろって言われて、それが嫌でさ(笑)」
「小さい頃、FBIになりたいと思ったことはありました。一ヶ月ぐらいですけど(笑)。アメリカに住んでたんですけど、あっちでは、警官とかレスキュー隊員って、子供たちのヒーローなんですよ。」
「(尊敬する人は)親父です。ハートがでかいんですよ。でも俺も言いたいことは言うから、殴り合い寸前になることもある・・・。そういうときは、庭に出て相撲で決着つけるんですよ。姉貴が行司でね。親父は突っ張りが超強いんですよ」
「虎舞竜なら13章かかるところも、俺なら2小節だから」
「つい言っちゃうんだよね、中居さんのあの髪型ってどうなの?とか。俺?俺はいーんです(笑)!」
「俺に向かって中指立てる奴がいたら「I LOVE YOU」って言い返してやる、俺はそういう奴」
「(hideの曲では)「Rocket Dive」が一番好きですね。hideさん超好きで・・・。とにかく他人のような気がしない!」
「(ダイヴするときは)ブチ切れた状態だよ。後のことは、責任もてない(笑)」
「俺を越えてみろ、俺を愛してみろ」
「小さい頃足速かったんですよ。先生に「マナブはニンジャだから」って言われた(笑)」
「失礼なことを言うわけではないけれど、日本の他のロックバンドとは一緒にされたくない。俺は英語ができるし、ロックにはやっぱり日本語よりも英語のほうがのるじゃないですか。役者がやってるって思われたくないという気持ちは強いですし、『この音を作ってみろよ』『この歌を歌ってみろよ』って思いながら作ってます。」
「コピーできるならコピーしてみろっていうまあそんな感じの曲だね」。
「本人は英語に弱い中途半端で意味不明な奴が多い。サザンやドリカムはちゃんとしてるけど、他は何がやりたいのか解らん。」
「アルバムはパーティチューンみたいなので英語やろうと思ったけど、いわゆる 騒ごうぜみたいなインチキバンドが多いからやめた」
「(ピストルズの来日について)追い返しますよ。ここは俺の縄張りだから。日本のヘッズを守る義務が、俺にはあるから。みんなは安心してLIVを聴いてて下さい(笑)」
「カートが生きていたら、俺に嫉妬しただろうか」
「ジミヘンのようにギターを燃やすような真似はしない。今の俺は、既に炎に包まれている」
「(ストーンズの「It's Only Rock'n Roll(But I Like It)」は)タイトルダサすぎっすよね。悪いけど。大友康平かよ・・・俺なら「This Is Hardcore And It's Me」ぐらい言いますよ。そう言い切るだけの資格が、俺にはあるから。」
「「明日があるさ」はとんだ茶番。俺には明後日がある」
「俺がブレイクダンスをやめたのは、マイケル・ジャクソンがムーン・ウォークをストリートから盗んだのを見て、馬鹿らしくなったから」
「ライブではスタッフに日本酒を一気飲みさせる。会場を一体化させるためにね」
「反町さんはもっと評価されていい。「ロイヤルミルクティー」の歌詞は、俺にも書けない」
「LIVの音楽はタイム・カプセル。30世紀の人間を驚かせますよ。逆に、今の奴らには少し高級すぎたかなって反省もある(笑)」
「やられたら、やり返すのは当然だ。やられたまま何もしない奴はアメリカや横須賀の米軍基地ではチキンって言われて馬鹿にされてた。非があるのはイラクなんだから武力行使もやむを得ないよ。ただ、イラクの市民はなんの罪もないからできるだけ犠牲者が出ないことを願うよ。今回のイラク問題を見て俺が改めて感じたことは力こそ正義!ってことだな」
「洋楽好きの人に聴いて欲しい」
「日本の音楽はガキのもの」
「CD2000枚持ってます」
「最近VINES聴いてます」
「嫌なことも全部そのまま、剥き出しのまま血まみれのままで」
「ボブ・サップだかナップサックだか知らないけどマジ勝負なら俺の方が強いって・・・・幼少時代米軍基地で戦ってたから。」


もういいや。
お腹いっぱい。
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カサブランカとの一週間 開始

2009年08月03日 | Weblog
会社の階段に生けられた花。今週はカサブランカ。
洗練されたこの雰囲気は、他の追随を許さない強い力を持っている。
花言葉は「威厳」「高貴」「雄大な愛」

当社は、週初めに全体朝礼がある。
各フロアの人々が一ヶ所に集合するんである。

今日は月初なので、社長がスピーチをする。
これを文面化するのは私の業務だ。
今日はどんなことを話すのかな?
と手帳を片手に身構えていたのだが、…なんとマッハ、文章にして一行半で終了。

秒殺。

入社以来、こんなことはなかったので、かなりの衝撃を受けた。

短い話し言葉をいざ文面化することは、思ったよりも困難だということに気づいた。

午後は、先月末の経費の締めをする。

数字が合わない、
請求書に記載されている分の納品書が手元に集まっていない、
…絶望的な気持ちになる。

そんなときに、
「コピーのトナーが切れてるんですが…」
とかなんとか他部署の人に言われ、
「じゃ、取り替えておいてください」
という言葉を飲み込みながら
「はい」
と席を立つ。

再び着席をし、むしょうに煙草が吸いと思いながら煮詰まる。

支払い業務、終わるんだろうか…と不安&苛々したが、なんとか目処が立ったので退社。

嗚呼、一日が終わった。


あと、右目がものもらいになった。
先々週からやたら痛痒かったのだが、今、ピーク!
押したら何か出るっぽい雰囲気だ。

10日後。
京都で平安コスプレをする予定なので、それまでには完治しろよと念じている。

喉もイガイガしてるし、今週は土曜日まで出勤なので、今宵は早くお布団に潜りませう。
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「サマーウォーズ」

2009年08月02日 | Weblog
マイミク・しぃく殿と映画「サマーウォーズ」を観に行った。
しぃく殿はマイミクさんのマイミクさんだった方で、年に数回会う間柄である。
映画「時をかける少女」のチアキ君似の彼。
そのことを本人に告げ、名台詞「未来で待ってる」を再現するように頼んだが、断られてしまった。
それが昨年11月の話。
たしか小室さんが逮捕されてしまった翌日のことだから、しぃく殿とは9ヶ月も会っていなかった。
昨年の秋に彼の為に購入した熱海のお土産を渡した。すっきりした。

さて「サマーウォーズ」(以下ネタバレあり)。

あらすじ: 天才的な数学力を持ちながらも内気な性格の小磯健二は、あこがれの先輩・夏希に頼まれ、長野にある彼女の田舎へ。
そこで二人を待っていたのは、大勢の夏希の親せきたちだった。
しかも、健二は夏希から「婚約者のふりをして」と頼まれ、親せきの面々に圧倒されながらも大役を務めることに……。(シネマトゥデイ)

前述の「時をかける少女」を手掛けた細田守監督の作品である。
彼の作る夏空が私は大好きだ。
青い空、入道雲。
コンテンポラリーでありながら、どこか情緒的であり、惹かれるのである。

それにしても、主人公・小磯健二。
草食系っぷりが、会社の後輩男子タイスケくんと瓜二つではないか。
しぃく殿とタイスケくんは遭遇したこともあるので、
帰り道は
「健二って、タイスケくんみたい!」
と盛り上がった。
明日、報告してさしあげましょう。

人間関係が希薄になった世代に生きる現代っ子・健二と約30名から成る厄介な親戚一同との遭遇シーンになぜか懐かしさを感じた。
なんかリアリティがあるなと思って観ていたら…これ、まんま自分の田舎じゃん!
あんなに大きな家ではないが、お盆になるとあのように親戚が集合するんである。
人数もほぼ同一。
そして老婆・栄も昨年亡くなったうちの祖母そっくり。
武家出身となるとあんなふうに気が強くなるらしい。

ネット内での出来事が、現実味のある最終テロになっていく様子は、観ていてハラハラドキドキもんだった。
それだけ自分もネットに依存しているんだろうか。

そんな地球滅亡の危機に立ち向かうのは、老婆を中心とする親戚縁者の結束力だ。アナログ・パワーに触発されたデジタルキッズ・健二の内なる能力が全開する。
最後、数式を解き終え、鼻血を出しながら

「宜しくお願いしま~すッ!!!!!!」

とキーを押す姿はかっこよかった。惚れた。
でも戦っているのに敬語…どこまで草食系なんだろうか。健二。

以下、思ったことを端的に。
・AIに取り込まれたアバターを取り戻していく勝負が「花札」。その意外性が面白かった。負けそうになったとき、「自分のアバターを使って下さい」とひとり、ふたりと世界中から沢山の人達が集まる。ここで涙が出た。
・栄おばあちゃんの声は富司純子。花札シーンの凛とした声が良かった(でも90歳過ぎの声には聞こえなかった)。
・音楽も素敵。サントラ、欲しいかも。
・誕生した曜日を計算するモジュロ演算について興味が湧いた。
・映画館は満員。でも見入った人が多かったのだろうか。凄く静かだった。

「時をかける少女」同様、「夏になると観たくなる映画」(自分的)に、ノミネート確定。
しぃく殿、誘ってくださりまして、ありがとうございました。

「サマーウォーズ」 劇場用予告

金魚花火

2009年08月01日 | Weblog
板橋・戸田の花火大会を見に行く。With吉熊。
荒川を挟んだ両側から打ち上げられる花火は圧巻である。
今年も昨年と同様に、川口にあるショッピングセンターの屋上から花火を眺めることにした。
打ち上げ地点からはやや遠いのだが、静かで落ち着く穴場スポットだ。

夜風が心地よく通り抜けていく。

19時。

ドカ~ンという音という響きとともに、一筋の閃光が夜空を駆け抜けていった。
それを感じた刹那、宝石のような花々が咲き乱れては散っていく。






次々と打ち上げられては消えていく花火を見ながら、大塚愛の「金魚花火」を思い出していた。
Ai Otsuka - (金魚花火) Kingyo Hanabi MV


実らないであろう想い、人を好きになる切なさを、金魚に重ねた歌である。
私が唯一持っている大塚愛のシングルだったりする。


十分に花火を堪能し、アクセサリー売り場で髪留めを購入。
これも昨年同様の行為である。
クララビジューという宝飾品メーカーの髪留めは、洗練されたデザインと髪が多くても留まる(←これ重要)という実用性を兼ねた素晴らしいものである。
安い髪留めも好きだが、洋服を選ばなくて、そして飽きがこないのはやはりこの価格帯のモノである。
店員さんとあれやこれやと話し合い、渋いモノに決定。


また来年も同じような行動をしているんだろうなぁ…自分。

家に帰り、ポストを開けてみてびっくり。
母ヨーコたんから暑中見舞が届いていた。

サギ草をモチーフにした葉書はとても涼やか。
手作りらしい。
相変わらず、彼女は器用である。

ありがとう。
「元気に生きて下さい」という一文が重いぜ…。
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フランダースの犬

2009年08月01日 | Weblog
若干二日酔い。

昨夜は、同じ部署の人が昇進したので、そのお祝い会が開催された。
というか、ただの飲み会になってしまい、昇進した人の影は薄かった。

●●●ィ~(部長)と課長二人は、同じ世代の人。
彼らが子供だった頃に流行したアニメや特撮系の話で盛り上がっていた。
「ミラーマン」
「レインボーマン」
「人造人間キカイダー」
「電人ザボーガー」
…ポカーンとしてしまう若者組。
「仮面ライダー」に登場する「ショッカー」と「ゲルショッカー」の違いとかで議論していた。
また彼らは小さなお子さんがいるので、現在放送されている「仮面ライダーディケイド」も観ているらしい。
その世界観というかコンセプトは難解らしく
「ワタシにもよく分かりません」
とは●●●ィ~の感想。
日曜日の朝8時に起床していることはあまりない私にとって、その時空そのものが理解しがたいものだということは、ここだけの秘密。

妻子が旅行に行っているので、その開放感からか、●●●ィ~は弾けまくっていた。
ガンガン飲ませたせいもあるんだが、弾けすぎて、「フランダースの犬」のオープニングテーマを楽しそうに歌っていた。
Dog of flanders opening (1975)


♪LALALA LALALA ZINGEN ZINGEN KLEINE VLINDERS
 LALALA LALALA ZINGEN VLINDERS LALA

「パトラッシュ!」(●●●ィ~)
「ワン!」
と、空かさず合の手を入れることも忘れない私。

髪質の話になり、●●●ィ~は
「ワタシの髪質、柔らかいんデスヨ」
とおずおずと頭を差し出してきた。
これは触れということだろうか。
で、ナデナデして差し上げた。
殿方の御髪に触るだなんて。
干物女には強烈な出来事だった。


…って、どんな飲み会なんだよ?


酔っ払った後輩男子タイスケくん、
「○○さん(私)の家に住みたいです」
と発言してきた。
「よく考えろ。今はこうでもあと10年経つとオバサンになっちゃうんだぞ」
と不吉なことを進言する吉熊上司。
一瞬、酔いが醒めたぜ…。

帰り、ホームに降り立って手を振る●●●ィ~。
いつもは精悍な彼が、ヘナヘナとしていた。
「お気をつけて~」
などと言い合う。

走り出す電車内。
女子たちで、
「部長、やばくね?」
「あんな●●●ィ~、初めて見ました」
「ストレス、たまってるんでしょうか」
みたいな話で盛り上がった。


続いて飲み会パート2。
私の妹はデザイナーをしている。
彼女の飲み仲間のオジサマたちのリクエストに応えて出席。
「姫扱いされるよ。楽しいよ」
という妹の甘い誘惑に乗り、デザイン会社の社長をしている某さん宅にお呼ばれした。
根津にある立派な邸宅の1階はカウンターバーになっていて、そこにはオジサマが10人ほどが出来上がっていた。
デザイナーやコピーライターという異業種の人々とは、あまり接触がなかったのでけっこう衝撃的だった。
先ほどまでの「THE・サラリーマン」的飲み会とは明らかに違う。


今日の会は「餃子持ち寄り会」
宇都宮の「正嗣」の餃子、
銀座のナントカの餃子、
ナントカさんが作った餃子、
王将の餃子
…どれも美味しかった。

「ね~ちゃん、顔、こけたね」
と久々に会った妹に言われるほど、最近の私は食傷気味だった。
でも餃子は大好物なので、モリモリといただき、久々に「食べた」という実感を得た。

終電で揉みくちゃにされながら帰宅。
私にしては珍しくハードな一日だった。

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無事、ご帰還。

2009年08月01日 | Weblog
飲み会2件に参加をし、ただいま無事ご帰還。
金曜日の終電って殺人的だと久々に思った…。

少々飲みすぎたかも。
地球の回転を猛烈に感じているのは私だけ…?

今宵はお風呂に入って、もう寝ます。
おやすみなさいまし。

コメントをくださっている皆様へ。
もう少々、お待ちください。




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