世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

奇跡の有給@鎌倉

2024年06月26日 22時21分15秒 | Weblog
有給を取得し、鎌倉までぷらっと行ってきた。
他部署の後輩女子Sちゃんも有給を取っていて、私の鎌倉旅行にジョイントしてくれた!
奇跡の有給@鎌倉


藤沢駅経由で七里ヶ浜駅へ。




途中、海が広がる車窓に大はしゃぎの我々。


「珊瑚礁」でカレーを食べた。
1時間待ちと言われたが30分ほどで席に案内された。


ほたてカレー。風味がまさにほたて。

ここはとても有名なお店で、妹も友達と来たことがあるそうだ。

店内がハワイアンな感じで非日常を体験できる。



長谷駅で下車して光則寺へ。
隣の長谷寺は平日なのに長蛇の列だったが、ここは我々以外、ほとんど誰もいなかった。
しかし、見どころ満載なのだよ。
まず山門前にトケイソウが咲いている。私はここ以外の場所でこの花を見たことが無い。
幾何学的でなんて綺麗なんだろう。うっとり。



紫陽花は見ごろを終えてしまっていたが、蓮の花も見られて極楽浄土気分。


とても珍しい「ウサギゴケ」にSちゃん、興奮。
よく見るとウサギの形をしている食虫植物。



今年最後の紫陽花かな。





境内にある日朗上人の土牢へ。ちょっとしたトレッキング。二人とも汗だく。


ついた!


網走監獄が好きすぎて3回ぐらい行っちゃうSちゃんはこれを見て興奮していた。
日蓮宗の宗祖である日蓮の弟子が幽閉されたとされる場所。


「こんなに鬱蒼としたところに、いつも一人で来るの?くまちー、マジでメンタル強い。マジウケル」と言われた。
※私とSちゃんは気が合うので、きっと前世は吉原にある同じ遊廓で一緒に働いていた遊女という謎設定。
※くまちー⇒私の源氏名が熊千代なので略して「くまちー」。

まあ、たしかに…。


トレッキング中、どこからか「ギーギー」「パオーン」という不思議な鳴き声が聞こえる。
去年、その声の主がここで飼われている孔雀だと私は知っていたのだが、Sちゃんは知らなくて「え?何?こわっ!」とビビっていた。
今日は羽根を広げてアッピールしていた孔雀さん。


ファンサでお尻も見せてくれた。


かわいくて20分ぐらい見てた。


江ノ電に揺られて鎌倉駅で下車。
駅前から伸びる小町通りを歩く。



平日なのに人がたくさんいた。


幻のお菓子、紅谷のクルミっ子は売り切れ。
贈答用の箱に入ったものを二人で共同購入して分け合うことに。
すんごく人気のお菓子で新宿の伊勢丹でも売っているのだが入手困難。
一度食べてみたかったんだよね。



嶽本野ばら先生の「カフェー小品集」に出てくる「ミルクホール」は休みだった。ぴえん。



さすれば「MORE」に行くしかない。席で喫煙できる天国のような喫茶店。
クレープ包みのケーキを食べ、しばし談笑。



帰りの電車でもずっと喋っていた。
今日も10時間ぐらい一緒にいたけれど、ずっと笑っていた。
こんなマニアックな旅行に付いてきてくれてありがとう!Sちゃん。


例年、鎌倉での紫陽花鑑賞時は脳内で小室哲哉さんの声がこだまするのだが、今日は小室さんのことを思い出す余地がなかった。
それほど二人で笑い続けていた。
(小室さん、ごめん)
小室哲哉 / Kimono Beat


竹林、紫陽花、砂浜、細い路地…歌詞にある単語からこの歌の現場は「鎌倉」だとずっと思っている。
元々は小室さんが松田聖子さんに提供していた楽曲で、歌詞を男性視点にアレンジして自ら歌いあげた逸品。
小室さんのヌメヌメボーカルがたまらなくクセになる。スルメのようだ。